別れ
そして、次の日の学校、、、
とおる達は、学校に来なかった!
次の日も、その次の日も、、、
とおる達は、学校に来なかった!
壱夏は、少し心配になったが、、、
何も出来ないので、気にしない事にした。
すると5日後の放課後!
とおる達が現れた。
特に怪我をしている様子もなく、元気そう。
とりあえず、ほっと胸を撫で下ろすと、、、
とおる達は、いきなり壱夏に土下座をして来た。
驚く壱夏すると、とおる達が、、、。
「頼む!壱夏!!タケシ君に、もう一度!会ってやってくれ!!!」
「やだよ、!」
「頼む!でないと俺ら、、、」
話を聞くと。
タケシが壱夏に一目惚れをしたらしい。
しかし、
とおる達は、壱夏が男だと伝えたが信じてもらえず!
可愛い子を紹介したくないからそんな事を言ってるんだろうと、、、疑われ!
もう一度、会わせろと暴れてるらしい。
「だから、頼むよー、、、。」
「そんな事、言われても、、、知らない。」
「頼むってー!もう1度会って、振ってくれればいいから。」
「嫌だよ!」
「元話と言えば、お前が女装なんかするから
こんな事になるんだろ!」
「いや!それは、君達が僕に絡んで来るからこうなったんでしょ!」
「たしかに!でも、頼むよー。」
「嫌だ!あれは、姉さんに騙されてやっただけだし。
もう、2度ど女装なんかしないって決めたし。」
「頼む!一生のお願い!!!」
「知らないし、、、
それに自分じゃ化粧できないから無理!」
「、、、確かに、、、どうすれば、、、。」
そんな事を騒いでいると女子達が集まって来た。
「どーしたのー?とーる。
また、壱夏の事、、、いじめてんのー?」
「違う!いじめてねーよ!!!
壱夏に頼み事があんだよ!」
「私達にも、教えてー!」
「お前らには、関係ねーから!あっち行け!」
「何それー!ムカつくー!!!」
(そうだ!あっちに行け!!!これ以上、騒ぎ立てるな!!!
僕は、早く帰りたいんだ。)
「ちょっと待て!とおる。
コイツらに化粧頼んだら、どうだ!?」
「、、、お前!天才か!!!」
「だろー!!!」
「何何?どう言う事!?」
「頼む!お前ら壱夏に化粧をしてくれ!」
「はぁ?何それ!?
おもしろそー。」
「いや!待て!僕は、やるとは言ってない!」
「珍しいー!壱夏が話してる。」
「抵抗するなら力尽くでも協力してもらう!」
自分の方が、強いとは思ったけど、、、
とおる達の必死な顔に壱夏は、諦める事にした。
「とりあえず、、、振ればいいんだな。」
「ああ、頼む。」
納得して、女子達に化粧をしてもらう事に、、、
「どんなんでもいいのー?」
「、、、、、、、、。」
「こっちで勝手にやるねー。」
「、、、、、、、、、。」
「こんなんで、、、?どう?」
「私達、ウィッグ持ってるよ。」
「つけちゃえ、つけちゃえ!」
とりあえず出来上がった!
「ねぇー、、、なんか、、、?
私らより、可愛くない!!!」
「ああ、お前らより、可愛い!」
そう発言した男子は、ボコボコにされていた!
「よし!完璧だ!!!」
(そうか?僕は、この前とは大分違う様な気がするけど、、、)
そのまま壱夏は、とおる達に連れられタケシの待つ陸橋の下に連れて行かれた。
「よし!タケシくん居るな。
壱夏!手筈どうりに頼むな!!!」
何だそれとは、おもったけど、、、
とりあえず振ればいいんだろと思い。
了承した。
「わかった。」
タケシの前に行く、壱夏。
タケシが緊張した顔で話し始めた。
「、い、、いちかちゃん、、、。
初めて見た時に、、、一目惚れしました。
、ぼ、、ぼくと、、付き合って下さい。」
「、、、ごめんなさい。」
それを言うと壱夏は、振り向き逃げる様に走り出した!
「ま、待って!!!」
タケシは、右手を伸ばした。まま動けないでいた。
そして、天を仰ぎ!少しするとガックリと肩を落とし帰って行った。
壱夏は、そのまま家に帰ると、、、
お姉さんに女装を見つかった!
「何?ハマったの!?」
「違う!!!」
事情をお姉さんに説明して納得してもらった。
そして、次の日。
壱夏が普通に学校に行くと、、、
クラスで騒ぎになっていた。
昨日の壱夏の女装を見たものが騒いでいた!
そして、化粧をした女子達も
あれは、私達の腕が良いからよ!
などと言い説明をすると、、、
数名の男子から
「なら、何でお前ら可愛くねーんだ!?」
などと言い!
ボコボコにされていた。
そして、壱夏はクラスで話さなくてもいい
お淑やかな女子みたいな立ち位置となり。
その後の学校生活が、楽しく楽になりました。
めでたしめでたし。
こんばんは。
久しぶりの投稿ですが、、、この話は、一度ここで完結とさせて頂きます。
この後の話も考えては、いたのですが
自分には、合わないのかな、?と思い。
違う。話を書こうと思います。
あまり読んでくれている方は、居ないと思いますが
読んでくれていた方は、いきなりで本当に申し訳ございません。
読んでくれて、ありがとうございました。