1.罪の王冠×戦場の女神【OP①】
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■第1話『英雄譚、召喚』
■開催:2012年2月25日(土)@T君の家
【今回予告】
剣と魔法の幻想世界・リンガイア大陸――
この世界には、己が霊魂から《魔導書-デッキ-》を創り出し、
神与の秘術《魔法-ゴスペル-》を綴り蒐集し、神秘を使役する
《魔導書使い-ウィザード-》と呼ばれる者達がいた。
彼らが探し求めるのは
あらゆる願望を叶えると云う伝説の魔導書《聖典》――
この物語は、聖遺物《聖典》が封印された聖域《福音の迷宮》への入境を許された
選ばれし七人の《魔導書使い》が、七騎の《英雄譚-アルカナ-》を従えて
七つの陣営となり、四篇に別れた《聖典の断章》を蒐集すべく奪い合い、
命を賭して覇を争う決闘劇。
其の戦いは、後世に《迷宮戦争》と謳われた――
◆◇◆◇◆◇◆
ついにこの日がやって来た……。
自分達で製作したTRPGゲーム《グリモワールRPG》の初となる長編物語《迷宮戦争》の幕開けである……!!
K君:――という事で、ついに始まるぞ!《迷宮戦争》の開幕だーっ!
T君:うお~燃えてきたぁ!(>Д<*b)
■登場人物の紹介■
T君……K君の中学時代からの友人。明るく社交的なイケメンオタク。特撮モノ
(特に平成ラ○ダー作品)をこよなく愛し、オシャレな服装もよく見れば
「仮面ライ○ーW」の主人公コスプレである(笑)。普段の仕事は副業で
あり、本業は「モバマ○の蘭子P」だと豪語する。
K君……本作の著者にしてリプレイ書記係。アニメ作品等によく登場する「主人公
の悪友枠」に居そうなお調子者。TRPG等の卓上遊戯を愛する変態紳士。
世界を大いに盛り上げたい。それと便座カバー。
K君:まずは最初にザッと世界観を説明すると――今回の物語舞台「リンガイア大
陸」は、剣と魔法の幻想世界となります。その最も大きな特徴として、他の
異世界モノでよく見られる特技・魔法・戦技などの「スキル全般」が、この
異世界では一括りに《魔法-ゴスペル-》と呼称されています。そして《魔法》
の発動には、必ず媒体として《魔導書-デッキ-》が必要となります。
T君:神与の奇蹟《魔法》を蒐集する《魔導書使い-ウィザード-》達が、己の霊魂
から創り出す《魔導書》は、さしずめ「BLE○CH」の死神達が持ってる
斬魄刀だな!(笑)
K君:そんな《魔導書使い》達が探し求めているのが、異世界より流転したと云う
伝説の聖遺物《聖典》になります!
K君:あらゆる願望を叶えると云う伝説の魔導書|《聖典》は、その大いなる意志を
もって己を所蔵するに足る七人の候補者に対して――聖遺物の眠る封印聖域
《福音の迷宮》入境の証しとして《聖痕》と、異世界英霊を使役する秘術
《英雄譚-アルカナ-》の守護騎士を与えます!
T君:選ばれし七人の《魔導書使い》が、各々に七騎の《英雄譚》を従え、七つの
陣営となり、聖遺物《聖典》を巡る戦いに挑むわけだな!(d*>□<)
K君:イメージとしては「遊☆戯☆○」の決闘都市編や「ジョジ○の奇妙な冒険」
第3部以降の幽波紋バトル、「Fat○シリーズ」の英霊や「金色のガッ
シュ○ル!!」の魔本の持ち主&魔王が共闘している感じを想像して頂ければ!
(>∀<*笑)
T君:混ぜ過ぎ注意をとっくに通り越してるな!(笑;^皿^)
K君:よって物語の登場人物は七名の《魔導書使いPC》と七騎の《英雄譚PC》、
総勢14キャラクターだね!(>ω<*b)
T君:キャラクター作成はバッチリ事前にやっておいたぜ!(d*>□<)
K君:お互いにどんなキャラを作成したのか情報交換していないから、ドッキドキ
だねぇ!(>∀<;笑)
T君:それじゃあ早速、選ばれし七人の《魔導書使い》が《聖痕》を授かると同時
に――その《魔導書》に新たな神秘《英雄譚》を宿し、伝説の守護騎士を喚び
起こすオープニングフェイズ『英雄譚召喚』を始めようぜぇ!(d*>Д<)
K君:よしきたぁ!(d*>Д<)それでは《魔導書使いPC》はT君が4名、僕が
3名作成しているから、T君から交互に「T君→K君→T君…」という感じ
で、個々が作成した《魔導書使いPC》のオープニングフェイズを演出して
いこうか!
T君:いやぁ~《魔導書使い》と《英雄譚》の組合せは、トランプを引いて決める
完全ランダムだからな(d;>3<)これは楽しみだぜぇ~!
どの《魔導書使い》に、どの《英雄譚》が召喚されるのか――
運命を懸けた『英雄譚召喚』が今、始まる!!
◆◇◆◇◆◇◆
■OPENING_PHASE_1_“罪深き王冠を戴きし少年”
【名前】シユウ (プレイヤー:T君)
【種族】街人族 【性別】男 【年齢】16歳
【PCランク】Lv2 【系統】盗賊/双剣士/錬金術師
【能力値】
筋力4 器用7 敏捷5 理知4 感知6 精神5 幸運4
命中値7 回避値5 行動値10 移動力7m 運命譚5
HP33 MP36 物理防御8 魔術防御4
【魔導書】※取得している主な《魔法》
《錬鉄の丘よ》……1シーン限定の「武器」を創造する錬金術系魔法。
《円環の理よ》……1シナリオ1回、《魔法》等の効果発動を打ち消す秘儀魔法。
《舞える蝶よ》……自身の回避判定値を常に+1D6点する回避魔法。
《薙ぎ払え》……物理攻撃の対象を「単体」から「範囲」にする戦技魔法。
【遍歴】
帝国領内の田舎村に暮らしていた心優しき普通の少年。奇妙な運命から古代魔導書《偽錬の宝冠》を継承した事により帝国軍部から命を狙われ、反乱軍に擁護される内に帝国動乱に巻き込まれる。やがて反乱軍の中核となり奮闘するも、帝国軍に敗戦。大切な仲間達を死なせ、自身も右腕を失う。大切なものを取り戻す為、少年は《迷宮戦争》という戦火へ再び身を投じる――
【解説】
剣・槍・斧・刀……あらゆる種類の武器を、瞬時に創造する事ができる錬金術系の魔法《錬鉄の丘よ》を使って戦う勇姿は「漢」の浪漫いっぱいだ(笑)。ただし、物理攻撃を補強する戦士系《魔法》を未取得のため命中率には難有り。だがそんなの要らぬ!媚びぬ!顧みぬ!(笑)尚、当時は「ギルティクラ○ン」がちょうど物語終盤で盛り上がっておったそうな(笑)。
T君:それじゃあ最初は「シユウ」の開幕シーンから始めます!
K君:(上記説明を見て)……こいつの過去話だけでアニメ2クールは放送できそ
うだなぁ(笑)。
T君:でしょ(笑)。実際にシユウ君は「アニメ本編の死闘後の主人公を描く続編」
という感覚でキャラ作成してるからね!
K君:なるほど、「逆襲のシャ○」とか良いもんな(笑)。
T君:では演出から――月明かりが照らす森の中を、ひとりの少年が歩いている。
暫く歩き進み、辿り着いた場所は……少年の生まれ故郷である、廃墟となっ
た小さな村だ。少年は静寂と瓦礫に支配された廃村を暫し彷徨うと、力尽く
様に座り込む。仲間達の死を想い、少年は失った右腕を左手で抱く様にする
と「全て失ってしまった…僕は何も護れなかった…」と小さく呟く――刹那、
辺りの月明かりが眩く輝き、少年の左手に渦巻く様に集束する。少年が「ぐ
…っ」と呻いた瞬間、少年の手の甲に三片の《聖痕》が刻まれる!「これ
は…《聖典》の伝説は本当だったのか…」脳裏に流れ込むは《聖典》探求の
神託。少年は「まだ僕に…戦えというのか…」と呟き瞳を閉じる。が、即に
決意する。「いいだろう…これが僕の運命だというなら。僕は取り戻す…僕
が失った全てのものを…っ」少年は左手を夜天の月に強く翳す!「我が運命
と共にし、汝の剣を捧げよ!《英雄譚》召喚…っ!!」
いよいよ運命の《英雄譚》召喚の時――!!
机上には、裏返しに置かれた7枚の「占い札」カードが並ぶ。(毎度お馴染みの絵柄が「魔法少女まどか☆マギ○」のトランプである笑)
果たして、T君が選ぶカードはどの魔法少女なのか!?(笑)
T君:(カードを1枚選び、絵柄を確認する)……おっ、「佐倉キョ○コ」の絵を
引いたから《ⅩⅠ.正義》だ!(笑)という事は……俺が作ったキャラ同士の
陣営だね。会話の演出が大変だわ(笑)。
K君:要は「ひとり言」だもんね(笑)。では演出をどうぞ!
T君:では少年が《英雄譚》召喚術式を詠唱した瞬間、少年が腰に提げていた古代
魔導書《偽錬の宝冠》が突如虚空に浮かび、バラバラッと頁を捲らせながら
眩く閃光を発す! やがて視界が晴れると其処には――月光の雫が舞い降る
中、白銀鎧を纏う銀髪の美しき女神が降臨していた!!(一同歓声)
■《ⅩⅠ.正義の英雄譚》
【名前】パラス=アテナ (プレイヤー:T君)
【種族】街人族 【性別】女 【年齢】18歳
【PCランク】Lv4 【系統】神官/魔術師/女神
【能力値】
筋力4 器用5 敏捷4 理知7 感知6 精神8 幸運4
魔術値7 回避値4 行動値8 移動力9m 運命譚5
HP46 MP58 物理防御14 魔術防御7
【英雄譚の頁】※取得している主な《魔法》、○数字は取得レベルを現す。
《聖なる光よ》……神威の光を放つ神聖攻撃魔法。魔術防御を貫通する。
《拡散せよ》……魔術系効果の対象を「単体」から「範囲」にする補助魔法。
《戦場の風よ②》……対象の行動値を+2D6点する神聖補助魔法。
《神域の理よ》……1シナリオ1回、対象の被ダメージを0点にする秘儀魔法。
《復活の業よ》……HP0点=戦闘不能の対象をHP1点に復活する蘇生魔法。
【主装備】
《聖銀の楯》……装備者の行動値・移動力を上昇させる魔法の楯。
【聖方具】
『ゼウスの武器庫』『雷光の槍』『アイギスの楯』『メデューサの瞳』
【遍歴】
ギリシア神話における主神ゼウスの愛娘にしてオリュンポス十二神の一柱。天空神ゼウスが誇る天雷の武具類が収蔵された『ゼウスの武器庫』の鍵を預かり、ゼウスの子達の中で唯ひとり封印開錠と武具装備を許された。知恵・芸術・戦略を司る城塞守護神であり、英雄を勝利に導く戦場の女神。幼少期、槍楯による闘技遊びにて親友パラスを殺めてしまい、其れを悲しみ自らの名に「パラス」を冠した。
【解説】
高い戦闘能力が求められる傾向にある《英雄譚》側PCでは珍しく、支援寄りの「神官」を主系統とする。それ故の攻撃火力の低さを《魔法:聖なる光よ》による防御貫通魔術攻撃で補おうという、TRPG愛好家らしい匠み技が満載のいぶし銀キャラである(笑)。最大の強みは、行動値を上昇させる《魔法:戦場の風よ②》であり、今作にて「行動値を上げる=攻撃の先手を取る」という戦術の重要性をふたりにたっぷり教えてくれる(笑)。
K君:メイン武器が「槍」……自害フラグか!?(一同爆笑)
T君:しないからね!?(笑) ふむ、アテナが「御父様の武器庫…っ!」と唱え
ながら『ゼウスの武器庫』から『雷光の槍』や『アイギスの楯』を召喚して
戦闘する姿は、シユウの武器錬成と演出が連携できそうで楽しみだな!
K君:おぉ、それは格好良いなーっ!
T君:では召喚されたアテナは周囲を一瞥すると「貴方が私の主ですか…?」と
凛とした声で問う。シユウは「ああ、そうだよ…」と静かに頷き、左手の甲
に刻まれた《聖痕》を見せる。アテナは其れを確認すると「私の名はパラス
=アテナと申します。此度の戦い、《ⅩⅠ.正義の英雄譚》の器を以て現界し
ました。我が主に勝利の栄光を捧げましょう…」と忠誠を誓ってくれるよ。
――という感じでシユウ達の開幕シーンを終了するぜ!
<次回につづく…!>
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