幕間・暗躍者達と、抗う者達
お久しぶりです〜‼︎
いや、本気ですみません。更新遅くて。
とにかく筆が進まなくて進まなくて……無理に書いても話に納得できないだろーなと、お休みしておりました‼︎
まぁ、無理しない程度で更新していくのでよろしくお願いします‼︎
取り敢えず、これから暑くなりそうだから体調に気をつけてくださいね‼︎
では、よろしくどうぞっ‼︎
「きちんと潜り込めた?」
『問題ないよ〜。みんなは?』
『大丈夫ですわ』
『取り敢えず、今回はオレがいく。万が一にも先に離脱することになったら……後は頼んだ』
「分かってるよ、無理しないで。元々、予定通りいってないんだ。最悪の可能性を想定して動こう。じゃあ、行くよ?」
「『『『全ては、御方のために』』』」
*****
煌びやかなパーティー会場の中。
笑顔の裏の不安を隠しながら、彼女は笑う。
今日は運命の日。
分岐点の一つ。
記憶が正しければ……前と同じならば。
今日、事が起こる。
「大丈夫だ」
震えているが重ねた手越しに伝わったのか、彼女の隣にいた彼はその手を強く握り締める。
確証はない言葉であったけれど、その声の力強さは……何よりも信じられるものだった。
「君の苦労を、無駄にするものか。大丈夫だ、一人じゃない。わたしが……いいや。我々が付いている」
「…………えぇ……そうね。きっと……大丈夫」
彼女は笑う。
不安はいつまでも拭えない。
あの日を変えるまで、乗り越えるまで……その不安が晴れることはないのだろう。
それでも、抗うことを決めたのだ。
「負けないわ、必ず。あの子達を不幸にさせない」
しかし……その手の震えは、覚悟によって止まっていた。




