詩*夜空へ* 沈黙の夜 作者: a i o 掲載日:2016/02/19 鋭く光る針の尖端で 闇夜に無数の穴をあけ 蜘蛛の糸で縫いつければ たよりない 私だけの星座 想いを吐き出すには 言葉を知らない唇を 食い縛りながら 夜空を見上げれば 降りそそぐ 宛先不明の月あかり おいで 引き寄せる糸に 絡まる涙 光を通せば 緩やかに黙りこむ夜よ おいで 名もなきものに 絡まる祈り 風が吹けば 滑らかに包みこむ夜よ 誰も彼もが 紡ぎ続ける 歪な星座の物語 導かれた出会いも 選びとった別れも 今は眠る星のなか 沈黙は淀みなく 真っ直ぐに辿り着け 誰も彼も さみしくなんて ありませんよう 画像はとにあ様より。 とにあ様素敵な写真をありがとうございました。