0日目:いどばたかいぎ
俺の名前は橘 翔駒、年齢23歳の彼女無し独身だ
俺はある日突然能力者に目覚めてしまった、それがきっかけでとある団体に招待されて以降能力を悪用する悪の結社と日々戦っている
何故こんな説明風妄想を脳内でしているかというと
たまには1人で振り返ることもあるだろ?現実から目を背けたい時とかに
「はーい、皆さんお静かにしてください」
教室から案内してくれた担任の先生がざわめくクラスに言っている
なぜこんなことになっているか、俺もまだ現実を受け止められていない
「今日から新しいクラスメイトを紹介しようとしてるのになー」
そんな俺の気も知らずに呑気な先生の声が聞こえる
だってよ…だって
「それじゃあ…橘さーん入ってきていいわよー」
ガラッと教室のドアを開けて入る俺
着慣れない制服に戸惑いつつ教壇の横に立つ
スラスラと先生が黒板に俺の「今の」名前を書いていく
「はい、それじゃあ自己紹介をお願いできるかな?」
「初めまして、今日からお世話になります「橘 綾音」です、よろしくお願いします」
そう…俺は…いや私は女子中学生としてまた学校に通うことになってしまったのだった!?
〜完〜
いや終わりじゃねーよ。