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血まみれの幼女  笑う

今日の投稿はこれで終わりです。また明日投稿させてもらいます。

私は剣を構える。

目の前にいたデッドゴブリンが消えた。


「気配が消えた、」

その瞬間私の右足が切れる。切られた事すら分からなかった。


「このゴブリン、前のデュラハンより強い」


深い傷ありで動きが鈍くなっていても私はあのゴブリンを捉えられない。


次は後ろから左肩をナイフで抉られる。

肩から灼熱の痛みが走る。


「攻撃した後は隙ができるのを私は前の戦いで学んだんだよ。」


私は右手でゴブリンの腕を掴む。

そのまま左手でダガーを取、、左手が動かない。


カーリーの肩はゴブリンのナイフで抉られている。

でもこの程度で私の肩は動かないというのは無い。


肩を抉られたくらいじゃ手が動かないなんてありえないからだ。と言うことは


「これは、麻痺毒!、」

腕が動かないので右足でゴブリンを蹴り飛ばす。


距離が空き私は右手でダガーを持つ。


左腕は完全に死んでいる。だけどあのゴブリンだって血を流しすぎて動きがだんだんと鈍くなっている。


「左肩は動かないけど足はまだ動く!」

切れた右足を無理矢理動かし、私は走った。

走れば走るほど血が出て痛いがそんなの関係ない


「行くよ、」

ゴブリンに近づき仕返しにダガーで肩を抉る。

「ぐぎゃああああ!」


ゴブリンは悲鳴をあげつつも私の横腹をナイフで抉る。


「こう言う血生臭い戦い嫌いなんだけどな」

私とゴブリンは刺し合う。ゴブリンも気配を消す余裕も無くなっている。本気の刺し合いだ


私はなるべく致命傷にならない所意外は刺されないようにする。と言っても全ては避けれない


まさに血で血を洗う戦い私はゴブリンの血を浴びる


デッドゴブリンは見た。血まみれの幼女は笑いながらも自分を刺していた。その笑い顔はまさしく悪魔のようであった。


モンスターでありながらもデッドゴブリンは悲鳴を上げて恐怖した。

「キギャアアアアアア」


ゴブリンも雄叫びを上げて戦いを楽しんでいる様だ。

「楽しいね。アハハハ、、ハハハハハハハ」 


私は何故か笑っていた。何故かと聞かれると私にもわからない。けどこの戦闘が楽しくて笑ってたのかも知れない。


「「スキルが自動発動します」」


頭に何かが響く。その瞬間 デッドゴブリンの動きが止まった様に見えた。隙だらけの腹に私はダガーで深く刺す


「もう終わりか」

デッドゴブリンは崩れ落ち魔石に変わった


「あれ、視界が霞む、、」

私はふらつく、血を流しすぎたみたいだ。そうして私は地面に倒れ、、


「血だらけじゃねーか!カーリー!これはやべえな!意識を保てよ!て、俺の銃が粉々になってる!」

師匠が私を支える


「エリクサー、、あった、!」


師匠は私に薬を塗る。傷は治った、けど血は戻らない。


「スタンピートのモンスターの数はもうほぼ狩り尽くしたしあとはあの戦闘狂エルフだけで充分だな。とりあえず拠点の山に戻るぞ!」


山に戻り、テントに入り私に毛布を被せる。

「もうここは安全だ。とりあえず寝ろ。」


師匠は心配そうな顔で私を見る

「バカ弟子が、勝てないと思ったら逃げろて言っただろうが。」


「ごめ、師匠、」 「わかったから喋るな」







カーリーは眠りにつき俺はテントの外に出る。


しばらくすると遠くから聞こえるドォン!とかダァン!とか言う戦闘音は消えた


そして服はボロボロで返り血が付いているアイリスが戻ってきた。


「いやー中々多かったですね。て、私が一番乗りだと思ったのに、結構早く戻ってきたんですね。」


「あぁ、カーリーが、」


俺はアイリスに事情を話す。

「カーリーが勝てなさそうな敵は俺が近づけない様にしてたんだが、アイリス、もしかして一匹逃したとかしてねーだろーな?」


その時、アイリスの顔は真っ青になってた。

「カ、カーリーちゃん、、!」


アイリスはテントに入りカーリーを見る。

カーリーの顔はアイリスの顔より真っ青だった。


「外傷はエリクサーで治したが血が出過ぎている。正直マズイ..そしてアイリスお前心当たりがあるな?」


「わ、私の責任だ、、あの時デッドゴブリンを追いかけていたら、カーリーちゃんはこんな目に、」


アイリスは泣き出し、カーリーの手を握る


やっぱりか、おかしいと思った。 


「今お前を責めてもカーリーは起きるわけではない。それにデッドゴブリンは俺でも気配を消されると何処にいるかわからん。とにかく回復するのを待とう。」


こうしてスタンピートは終わった

見てくれてありがとうございます!

今回はカーリー会です。デッドゴブリン、強敵でした。最後に発動したスキル、、まだまだカーリーは謎だらけです。


今日の投稿はこれで終わりです。スタンピート編どうでしたか?面白かったら是非感想やブックマークをしてくれると主は喜び回ります!


また明日会いましょう!

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