剣聖 幼女と出会う
初投稿です。結構自信あるので見てください
一部完結ありがとうございます!
この世界サマラという星では大国に一人剣聖という人物がいる
それは国の主戦力 剣聖がいるからこそ世の中の均衡は保たれているのだ
剣聖は7人おり、大国も7つあり、全ての大国が剣聖を使い、睨み合いをすることにより、戦争がなくなった
そしてこの物語では戦争がなくなり、退屈になった剣聖が幼女を拾いその幼女を剣聖にするまでの話
「起きてくださいほら!起きて!」
「あと5分、、まってぇ」
「待てません!はよ起きろ!」
布団が捲られ冷気が体に刺さる。
俺は渋々おきつつ支度をする。
「全く、剣聖ともあろう貴方が朝に弱いなんて話になりませんよ?ラルフタリヤさん?」
「すまんすまん。アイリス 戦争がなくなって平和な国になったもんだからつい、な?」
「そう思うなら騎士団に訪れて指導したらいいじゃないですか!」
「俺にはそんなの向いてねえ。だが、弟子は欲しいと思ってる。」
「弟子、、ですか、?どういう子を取りたいんですか?」
「12歳以下で才能ある奴。12以上はダメだ。もう型とかができてるからな。 あともう一つ」
「なんでしょうか?」
「戦闘狂だ…」
アイリスはドン引きしていた…俺はそんなの気にしない
「じゃ、いつも通りギルドに行って依頼を受けてくる。家賃はその報酬で渡すからもうちょい待ってくれ」
「たく、貴方はいつもいつも滞納してますね。剣聖じゃなかったら追い出してま、、もういない!」
俺はいつも通り冒険者ギルドで適当に依頼を受ける
俺達剣聖が均衡を保つことにより、外部の国は戦争を起こせなくなった
剣聖と剣聖が戦い合い片方が負ける
すなわち負けた方が国の負けになるからな…剣聖とはそういう物だ
過去に俺も他の剣聖とやりあったことがあったがもう二度とごめんだね
でも戦争が起きないということは剣聖は退屈てことだ。だから俺は冒険者ギルドで依頼を受けてストレスを発散してるってわけ
「あ、ラルフさん!ようこそ!冒険者ギルドへ!今日はどのランクを受けますか?」
「あー、Bランクの奴で、今日はドラゴンの気分じゃねえ」
この世界には冒険者ランクというものがあり、
S A B C D Eがある。
例えばEはゴブリンとかのゴミ退治だ
Sは剣聖クラスじゃないと、対処できないレア依頼だな。ほぼない
Aはドラゴンとかだな言うて剣聖じゃなくても騎士団で対処できる
そんな感じだBランクはさしずめ、対人戦だな
やっぱり人間を相手にする方が経験値が多いからな
「Bですね…かしこまりました。それではこの盗賊退治でよろしいでしょうか?」
「それでいい…行ってくる」
俺は支度して、国を出る。盗賊か久しぶだな。
俺はワクワクしながら走る。
俺の走る速度は100kほどだこれなら数分で着く
「お母さん!お父さん!私ね私ね!誕生日パーティとっても楽しみです!」
「はっはっは外に出てからずっとそれだな誕生日プレゼント楽しみにしててくれ」
お母さんも笑ってこっちを見ている。お父さんもお母さんもとても優しい私は大好きだ
「領主様 何か来ます」
しばらくすると馬乗りの使用人がお父さんに真剣な顔で話していた
その時馬車が横転した…私は意識を失った…
「こいつは高く売れそうだな」
「あぁ貴族の馬車襲って正解だったな。こんな可愛い幼女が乗ってたなんてよ」
「1000万ラピスはくだらねえぜへへ」
動けない。足が切れていて、血が出ている、
「痛い…お願い…見逃して、お父さんとお母さんの元に返して…」
私は泣きながら懇願する
盗賊は笑いながら答える
「おいおい!あまりのショックで忘れたのか?」
「おい、あんまり喋るな。商品だぞ」
「助けて、、お母さん、お父さん、」
私は泣いた…けど、お父さんとお母さんが助けてくれると信じていた
「あーもう!言いたくて仕方ないぜ!お前のパパとママはな!俺達がぶっ殺してやったぜ?」
え、?その瞬間頭が真っ白になった。
「おい!」
「少し黙れよ…いいか?お前のパパとママは必死にお前を守ろうとしてたぜ?ママの方は傑作だったな!必死にお前に覆い被さってよ!後ろから切るの楽しかったぜ?ギャハハハ!」
私は気づいたこいつらは悪魔なんだと。その時、足の傷の痛みが消えた
私はずっと笑っているこの悪魔の首に本気で噛み付いた
「ぎゃあああ!俺の首が!おい!取ってくれ!こいつをとっ…」
ブチンという音がした…ただ首の肉を噛みちぎっただけだ。私は口のなかの血を肉ごと吐き出す
悪魔は退治しなくちゃ、お父さんはそう言ってくれるはずだ
死体になった盗賊のダガーを奪う
もう一人の盗賊がダガーを私に向け刺してくるが、なんでだろう、、とても遅く見える私は回避して首元にダガーを刺す
そこからは皆殺しだった。盗賊達全員を刺して刺して刺して刺しまくった
後一人…
「うぉ!危ねえなこいつ、小さいのを利用して小回りがうめぇ!」
剣聖はあたりを見る…それは見た感じ血まみれの12歳以下の幼女さらにはそこらに転がって死んでる盗賊
これをその幼女が殺したとすればそれは才能と言わずに何という?
「うがああああああ!」
幼女は剣聖に襲い掛かる
それに対して剣聖は一言 そう…一言だけ喋った
「弟子候補みっけ!」
その瞬間剣聖の退屈が消えた
剣聖はワクワクしながら剣を抜いたのだった
見てくれてありがとうございました。
こういう異世界系は初めてなので間違いなどあったらどんどん指摘してくれると助かります。
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