ソーマは見学よ。
新キャラ登場。
今回はかなり短めです。
俺達の前に、戦士系の装備をしている少女が現れた。
「初めまして。アタイの名は『スオウ』。βテスターからやっているわ。」
「初めまして。俺の名はソーマ。こっちが紅牙で、そっちが古都魅。」
「キャン。」
「カァー。」
「それで、何の用だ?」
「そちらのリンとは、βテスターの時からの付き合いでね。挨拶もせずに隠れて無視するのは、礼儀に反すると思ってね。」
「なるほどな。」
「リン。ライフ1/5で良いわね?」
「それで良いわ。あ、でも互角の可能性もあるから、5分も追加ね。」
「分かったわ。」
「ソーマは見学よ。」
「分かった。」
俺は足下の小石を拾い伝える。
「小石を投げて、落ちた音が合図な。」
「おーけい。」
「分かったわ。」
「投げるぞ。」
俺は小石を投げた。
カツンと小石が出した音を合図にして、2人は動いた。
スオウは、背中に背負っていた両刃の斧を構える。
……なるほど。
ゲーム上の速さは確かにリンが勝つだろうけど、それをスオウは先読みをする事で、ゲームのシステム的な「差」を埋めている。
リンはリンで、武器の攻撃力の差を理解している為か、一撃離脱を繰り返している。
しかし、βテスターと今のリンは違うのだろう。
スオウの表情が次第に険しくなっていく。
違いは恐らく俺だな。
勿論、俺とのラブパワーだとボケるつもりは無いが、俺の物理的な攻撃と合わせた魔法攻撃を見たリンは、俺と近い攻め方が出来る。
その差が大きく流れを変えたな。
3分後
「はい。私の勝ちね、スオウ。」
「ああ、アタイの負けさね。しかし、何て戦い方だい。あのイベントのPVそっくりな戦い方だよ。」
「そう。」
「何か、嬉しそうだね。アタイにも強さの秘密を教えて欲しいくらいだよ。」
「……ソーマ、良い?」
「信用出来るのか?」
「スオウは大丈夫よ。」
「分かったが、1つ、条件が有る。」
「なんだい? 言っとくけど、あんたの女になれだったらお断りだよ。」
「分かっている。こちらからの条件は、パーティーに入るなら、俺達のパーティーに入って欲しい。
いつかは、イベントとかで、チーム戦みたいなのが有るだろう。少なくとも、その時には、俺達のメンバーとして居て欲しい。」
「分かったよ。それで秘密は何だい?」
「俺から言う事は、『物理的攻撃者は、魔法の使用は禁止でもないし、魔法攻撃者は、物理的攻撃は禁止と言う訳では無い。』と言う訳だ。後は、リンと話してくれ。」
「そういう事よ。また後で、教えるわ。」
俺達とスオウはお互いにフレンド登録した。
その後は、当初の目標を目指した。
スオウは、このイベントはソロで頑張ると言っていた。
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