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オールドサーガ・ファンタジー・オンライン  作者: あまのやぎ
第4章~イベント「宝探し」~
61/95

ソーマは見学よ。

新キャラ登場。


今回はかなり短めです。


 俺達の前に、戦士系の装備をしている少女が現れた。


「初めまして。アタイの名は『スオウ』。βテスターからやっているわ。」

「初めまして。俺の名はソーマ。こっちが紅牙(こうが)で、そっちが古都魅。」

「キャン。」

「カァー。」

「それで、何の用だ?」

「そちらのリンとは、βテスターの時からの付き合いでね。挨拶もせずに隠れて無視するのは、礼儀に反すると思ってね。」

「なるほどな。」

「リン。ライフ1/5で良いわね?」

「それで良いわ。あ、でも互角の可能性もあるから、5分も追加ね。」

「分かったわ。」

「ソーマは見学よ。」

「分かった。」


 俺は足下の小石を拾い伝える。


「小石を投げて、落ちた音が合図な。」

「おーけい。」

「分かったわ。」

「投げるぞ。」


 俺は小石を投げた。


 カツンと小石が出した音を合図にして、2人は動いた。

 スオウは、背中に背負っていた両刃の斧を構える。

 ……なるほど。

 ゲーム上の速さは確かにリンが勝つだろうけど、それをスオウは先読みをする事で、ゲームのシステム的な「差」を埋めている。


 リンはリンで、武器の攻撃力の差を理解している為か、一撃離脱を繰り返している。


 しかし、βテスターと今のリンは違うのだろう。

 スオウの表情が次第に険しくなっていく。

 違いは恐らく俺だな。

 勿論、俺とのラブパワーだとボケるつもりは無いが、俺の物理的な攻撃と合わせた魔法攻撃を見たリンは、俺と近い攻め方が出来る。

 その差が大きく流れを変えたな。


 3分後


「はい。私の勝ちね、スオウ。」

「ああ、アタイの負けさね。しかし、何て戦い方だい。あのイベントのPVそっくりな戦い方だよ。」

「そう。」

「何か、嬉しそうだね。アタイにも強さの秘密を教えて欲しいくらいだよ。」

「……ソーマ、良い?」

「信用出来るのか?」

「スオウは大丈夫よ。」

「分かったが、1つ、条件が有る。」

「なんだい? 言っとくけど、あんたの女になれだったらお断りだよ。」

「分かっている。こちらからの条件は、パーティーに入るなら、俺達のパーティーに入って欲しい。

 いつかは、イベントとかで、チーム戦みたいなのが有るだろう。少なくとも、その時には、俺達のメンバーとして居て欲しい。」

「分かったよ。それで秘密は何だい?」

「俺から言う事は、『物理的攻撃者は、魔法の使用は禁止でもないし、魔法攻撃者は、物理的攻撃は禁止と言う訳では無い。』と言う訳だ。後は、リンと話してくれ。」

「そういう事よ。また後で、教えるわ。」


 俺達とスオウはお互いにフレンド登録した。

 その後は、当初の目標を目指した。

 スオウは、このイベントはソロで頑張ると言っていた。



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