掲示板と運営。~其の5(後編)
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【OSF】掲示板ーイベント
472:名無しの占い師
如何にもな異世界のギルマスらしい鼓舞だわ。
473:名無しの陽キャ
そういうな。リアル異世界だと、ラノベの主人公くらいが居ないと全滅覚悟のイベントだからな。
474:名無しの隠キャ
そ、そうです。
475:名無しの公爵令嬢(長女)
あれ?
476:名無しの占い師
どうした?
477:名無しの公爵令嬢(長女)
あの殲滅姫が左端に移動しているんだけど、男と多分テイムしたウルフ系とカラスが一緒よ。
478:名無しのゾンビ姫(アニメ化希望)
見ましたわ。あの男性は以前、掲示板を騒がした殲滅姫と一緒に居られた方では?
479:名無しのハルバート娘(お姉ちゃんの胸は私の物)
お姉ちゃん、多分そうだと思うわ。
あ、スタンピードが始まったわ。
480:名無しのゾンビ姫(アニメ化希望)
私の時みたいなイベント開催宣言や指揮官は居ないのですね。
481:名無しの占い師
そりゃあ、大局を見て指示する事は有っても細かい指示は出せないからね。
482:名無しの陽キャ
そういう事。
483:名無しのハルバート娘(お姉ちゃんの胸は私の物)
緊急報告!
484:名無しの公爵令嬢(長女)
どうしたの? まさか、私の破滅フラグが!?
485:名無しのハルバート娘(お姉ちゃんの胸は私の物)
違う!
殲滅姫と一緒の男がスパスパとゴブリン共の首を切断しているのよ!
486:名無しの隠キャ
ちょっと待つんだな。
切っているじゃなくて?
487:名無しのハルバート娘(お姉ちゃんの胸は私の物)
そうよ! 「切断」よ!
488:名無しの陽キャ
流石は殲滅姫と言った所か。
489:名無しのハルバート娘(お姉ちゃんの胸は私の物)
うわぁ~。
殲滅姫、もの凄い素敵な笑顔で首狩り中。
490:名無しの占い師
そうか。βテスターの時には、イベントで合計4桁手前までいったからな、首狩りで。
暫く、殲滅姫の名前の由来となったイベントについての話が続いた。
561:名無しの占い師
という訳よ。
562:名無しのハルバート娘(お姉ちゃんの胸は私の物)
ちょっと待って! 嘘ー!?
563:名無しのゾンビ姫(アニメ化希望)
どうしました?
564:名無しのハルバート娘(お姉ちゃんの胸は私の物)
殲滅姫のパーティーに女の子2人加わってオークやオーガの上位種に挑んでいるのだけど、一緒に居た男がオークやオーガを手玉に取って倒しているわ!
565:名無しの隠キャ
ま、マジなのか、な?
566:名無しの陽キャ
殲滅姫ではなくて?
567:名無しのハルバート娘(お姉ちゃんの胸は私の物)
違う。男が!
……あの戦い方、イベント告知に使われた動画と同じ?
568:名無しの占い師
マジ!?
569:名無しの公爵令嬢(長女)
本当なの!?
570:名無しのハルバート娘(お姉ちゃんの胸は私の物)
うん。でも、装備品が違うから……
571:名無しの陽キャ
だとしたら、やっぱり、あの動画は告知用だろうな。
572:名無しの隠キャ
ど、動画と関係が有るかもだけど、横に居る殲滅姫が怖い、だな。
573:名無しの公爵令嬢(長女)
確かにね。
私も首を斬られるのは嫌だし。
574:名無しのゾンビ姫(アニメ化希望)
では、首狩りは怖いので、見なかった事に。
575:名無しの占い師
賛成。
576:名無しの隠キャ
さ、賛成だな。
577:名無しの陽キャ
同じく。
578:名無しのハルバート娘(お姉ちゃんの胸は私の物)
お姉ちゃんの意見に賛成ー。
579:名無しの公爵令嬢(長女)
賛成ー。これで、私の破滅フラグも回避よ。
運営side
「主任!」
「どうした?」
「天邪鬼のフラグが立ちました!」
「え!? アレって周辺のモンスターが1割以下にならないと発生しない筈だ。」
「例の運命のラノベ主人公のソーマです。」
「それで、どうやって?」
「魔操笛です。」
「ちょっと待て。じゃあ、1人でプチスタンピードを潜り抜けたのか!?」
「そうみたいです。」
「ちょっと見てるか。」
「あ~。ボスタヌキ倒されたな。」
「主任。スキル『天衣無縫』が付与されました。」
「これは、確実に『主人公』の道を歩いているな。」
「副主任。ソーマ達が『岩窟王』に挑むみたいです。」
「あそこには厄介なのが1種類居るからなぁ。」
「副主任。あっさり撃破しました。」
「ぐぬぬぬ。」
「副主任。ソーマがやってくれました!」
「映像を回してくれ。」
「はい。」
「おお~! わざわざ討伐時に、余分な『爆発』をいれた甲斐が有ったなぁ~。」
「はい。副主任。」
「副主任。そろそろ時間です。」
「しかし、良いのか?」
「何がですか?」
「根岸君の誕生日を皆でやらなくて。」
「仕事が有りますから、代表として副主任が行ってください。」
「分かった。何か緊急が発生したら連絡を寄越すようにな。」
「分かっています。それよりも行かないと遅刻しますよ。」
「分かった。」
副主任が居なくなった後
「こっちだってきちんと誕生日祝いをしていますから。」
「そうそう。今日の根岸さんのエステに衣装代の5割は我々からの祝い金だからな。」
「いい加減。引っ付いてくれないとオレ達の精神安定上に悪いからな。」
「おれ、別途に贈り物をしました。」
「何を贈ったんだ?」
「○○ホテルのスイートルーム。」
「ちょっとやり過ぎじゃないか?」
「問題無いですよ。学生じゃないんだから。」
「そうだな。それにそれぐらいしないと進まんかもな。」
「そうですよ。」
「なら、ヘタレで終わったに1票。」
「明日の朝、ホテルでシャワーに1票。」
「私は……」
「おれは……」
暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。




