最初の街と、ステータス説明。
どんなステータスだろう?
ステータス
名称=リン
Lv1
種族=影猫人族
職業=狩人
スキル
探索Lv1 気配察知Lv1 罠察知Lv1
潜伏Lv1 忍び足Lv1 気配遮断Lv1
短刀二刀流Lv1
技スキル
狙撃の矢 貫通の矢 鷹の目 罠解除
隼の刃 隼の連刃 首狩りLv1(運営からの贈り物)
魔法スキル
風属性魔法Lv1 影属性魔法Lv1
呪文リスト
風の剃刀 影の針
ユニークスキル
疾風迅雷Lv1
称号
βテスター 猫かぶり 首狩り姫 殲滅姫
「とまあ、こんな感じよ。基本的には、第3者に見せるのは、名称、Lvくらいね。仲間とか信頼出来る相手なら、これに種族と職業に称号かな。
後ね、自己申告で、実際は『剣士』だけど、物理系アタッカーと言っても良いわ。」
「なる程な。」
「それと、RPGとかによく有る、HPとかMPとかSTRとかVITとかINTとかは、マスクデータとして存在するわ。基本的には、プレイヤーである本人ですら知る事が出来ないの。ただ、種族に職業、称号に普段の行動で、ステータスの数値が変動するわ。」
「どんな風に?」
「称号だと、
βテスター
ステータス全てに1%上昇
猫かぶり
MIDに1%上昇と潜伏のLv上昇に必要な経験値が若干減少する。
こんな風にステータスとか、スキルに影響を与えるわ。」
「へぇ~。後、スキルと称号に物騒なのがあるな。」
「こ、これはね。ちょっとお茶目した結果なの。」
「ちょっとしたお茶目で付くのか?」
「何よ! 合計で800超えたぐらいで、運営のバカ。」
「まあまあ。それじゃあ、種族は?」
「種族だと、
ステータスのSTRを4%上昇、INTを3%上昇、MIDを2%上昇、AGIを20%上昇するわ。」
「1つだけ、暴利があるな。」
「コレが種族特典の1つよ。」
「そうなんだ。」
「職業だとね、
STRを1%上昇、INTを2%上昇、MIDを1%上昇、AGIを5%上昇するわ。
スキルの罠察知と気配遮断のLv上昇に必要な経験値が若干減少する。
と、此方も、ステータス等に対して有利に働くわ。」
「フムフム。」
「他のはソーマでも内緒よ。幾らソーマが相手でも、全てを見せたらゲームがつまらなくなるわ。」
「リン。このユニークスキルって、何だ?」
「ユニークスキルとは、そのスキルを持っているのはゲーム内にただ1人よ。本人にとっては唯一無二のスキルって訳よ。」
「そんなのが有るのか。次に、魔法スキルは2つだけなのか?」
「βテスターの時は、1つしか修得しなかったわ。2つ目の『影属性魔法』は、種族が変わった時に修得したヤツでβテスターから継続したのよ。」
「ステータスに変化が有ると、それに合わせて、色々変わるのか。それと、技スキルは何となく分かるから良いか。」
「後は、今はまだ考える必要は無いけど、スキルは選択制なのよ。つまり、スキルは最初の10個が常時使えてLv上昇の対象になるけど、11個目からは、入れ替えない限りは影響出ないし、Lvも上昇しないの。
それとね、魔法スキルが魔法名、例えば火乃矢とかでは無い理由が、私達が今居る世界はゲームで有ってゲームでは無いという事よ。
だから、1つの属性魔法が手に入ったら、Lv上昇するとその属性魔法を順次覚えていくの。
使える魔法は、呪文リストに載っているわ。」
「スキルが沢山有れば有る程、有利という訳では無いと。」
「そうよ。次はソーマの番よ。」
「俺のステータスはと、
ステータス
名称=ソーマ
Lv1
種族=人族(封印中)
職業=魔法使い
スキル
魔力感知Lv1 魔力制御Lv1 詠唱破棄Lv1 異空間収納Lv1
技スキル
居合
魔法スキル
全属性魔法(封印中)
呪文リスト
炎の矢(封印中) 氷の矢(封印中) 風の刃(封印中) 岩の壁(封印中) 閃光(封印中) 闇の霧(封印中)
ユニークスキル
神霊契約(封印中)
称号
慈愛と大地の女神ガラティアの愛し子
……だな。って、俺が選んだスキルが無い!?」
「ソーマ、落ち着いて。なんか、ツッコミ所が何ヶ所も有るわね?」
「……そうだな。」
「種族の『封印中』って何?」
「俺に聞かれても分からん。……そういえば、キャラ設定の時の説明係が、種族名を答えた時に少し妙な対応だったな。」
「次は、何で既に、『詠唱破棄』が付いているの?
次は、商人でも無いのに、空間収納系が有るの?
それよりも、問題は次よ。」
「全属性魔法(封印中)は、おかしいよな?」
「このゲームは、確か最初は1つか2つしか選べない筈よ。」
「リン。多分、多分だが、事前の質問というか、アンケートみたいなのが有って、それが影響しているのかも?」
「そ、そうね。あの運営なら考えられるわ。」
「なら、この辺りは諦めよう。」
「じゃあ、次は、ユニークスキルね。」
「コレってユニークスキルの枠に入れたらダメなヤツだよな?」
「そ……なるけど、有る以上は認めましょう。」
「そうだな。最後は、まだ何もしていない筈なのに、付いている称号のコレだな。」
「ガラティアって誰?」
「そんな怖い顔をするなよ。コレはキャラ設定の時に居た、言わば、『異世界転生』の女神様だ。」
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