表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最弱だったのにいつの間にか最強に  作者: ダブ
奈落編
8/14

予想外の攻撃そして新たな武器

なんとか用事を終わらせて書き始めました。この後も書くので出来次第投稿します。応援よろしくお願いします。

「うぇ。気持ち悪っ!」

陳也は気持ちが悪くなった…。

…この目の前の大きい(・・・・)ブラッ◯バスに....。

それも不思議ではない。大きさ?それもあるだろう。色?いや、それは何故か泥の色だ。

では、何だというのか?

それは…臭いである…。

地球では、特に臭みと言う臭みはしなかった。

だが、此処では違うらしい。とにかく臭いのだ。これを表現するならば、ドリ◯ンの3倍レベルの悪臭と言えばいいのだろうか…。

考えてもみればこの階層は沼地だった。

と言う事は全身を泥で覆われた魔物が出ても不思議ではなかった…。

「油断はしない」と、覚悟していた陳也だったが、五感を害してくるのはあまりにも予想外だった。

そのため俺は決断した。

(さっさと鑑定して、倒してしまおう)

と。俺は、さっそく鑑定を使った。

そこで俺は、本日何度目か分からないくらいの唖然になってしまった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スワンプフィッシュ(変異種)

LV31 種族 魔物

HP  500/500

MP  1000/1000

STR 165

DEF 1927

VIT 1573

INT 2921

AGI 2378

LUK 

スキル 腐臭 水魔法 硬化

称号 フロアボス

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(おい!こいつ本当にフロアボスかよ!しかも、ステータス低っ!?)

スワンプフィッシュの…LVもステータスも低すぎたのだ…。

今まで戦ってきた魔物の中でも低位レベルのステータスだった…。

もちろんこれを見た俺は、臭いの我慢も限界だったので、すぐに【ヘルファイア】を使った。もちろんそのまま皮膚がドロドロに溶けて終わ_____らなかった。皮膚が溶けるまでは問題なかったのだが、問題はその後だった。

…つまり死んだ後だ…。

「うっ!」

ドサッ

スワンプフィッシュが死ぬ直前にスキル【硬化】を使ったため、溶けきれなかったのだ。

そのため、「コンガリ」と、焼くレベルになってしまい悪臭が酷くなったのだ。おかげで今度こそ耐え切れなくなった俺は、気絶した。







…陳也が気絶してしまって数十分後…。

ようやく目を覚ました陳也はやりたくはないが素材探しを始めた。

実際、数十分しか経っていないため、まだ悪臭は残っていた…。

「うっ!まだにおいが残っているな。さっさと終わらせて次の階層に行きたいな・・・。ん?」

俺は嫌々ながら探しているうちにある物を見つけた。

それは・・・・

…武器だ…。武器などはドロップアイテムか、報酬でしか手に入れることが出来ないので、ここで俺は一つの仮説を立てた。

(もしかして、さっきのフロアボスの報酬なのか?)

という仮説だ。

仮説ではあるがこの線でほぼ間違いないだろう。

そこで陳也はその武器を鑑定してみる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

名が無い(魔剣)

 種類 武器

 称号 魔剣

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

俺は大いに喜んだ【魔剣】と言うのもわかったが、この鑑定の新たな能力を知ることが出来たからだ。

此処で陳也は色々な事を学んだ。

(ん?待てよ)

そして、ちょっとした興奮が収まって俺はあることに気が付いた…。

そう、名前が無いのだ。こんな凄そうな剣に名前が無いのはいくら何でも可哀そうである。

そこで陳也はこの剣の名前を一番に考えることにした。

そして、考え付いた名前が・・・・

【魔剣グラム】だった。

グラムとは北欧神話に登場する神が使う剣のことである。

「そろそろ此処には何もないし行くかな」

新しい片手剣武器を装備して陳也は次の階層に降りたのだった。

この後がとてつもないハードだと言う事をこの時の陳也は知る由もなかったのであった・・・・。


今回の敵はあまり強くなかった?臭い以外は。

奈落編も中盤にさし掛かりました。これからも次回作に期待していただければ嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ