プロローグⅡ
字数が少ないですがプロローグなのですみません。
編集途中ですがリアルに用事が入ってしまったので文を途中で繋げました。2時間ぐらい先には編集を再開します。
時は1時間前に戻る。
りりりーーーん!!
俺は目覚ましの音で目が覚め起きた。
時刻は6時過ぎだ。
遅刻しないようにするには6時半には家を出なければならないので急いで準備をする。
その間、親に久々にあったが
「「・・・・」」
父・母そろって俺とあいさつをするようにはしない。更には自分の食事も準備をしてくれないため俺は食パン1枚を食べながら登校する。
行儀も悪いし、どこかの漫画でしか見たことのない感じだが・・・・。
陳也の家と高校までは5キロあるので自転車のペダルをこぎまくった。
そして、学校の駐輪スペースまで来て他生徒と会ったが
「・・・・」
無言どころかゴミを捨てて通り過ぎていく。
この生徒の行動からして察しが付くかもしれないが俺はいじめにあっている。そして陳也が言う事と言えば
「···この日常が始まるのか····」
だった。そして俺は玄関から入りいつもどおりに教室に向かった。そしてドアを開けたのはいいが
「っ!」
陳也を襲ったのは黒板消し落としだった。何て古典的ないじめだろうか。
そして、一斉に降りかかる視線。
「また来たのかよ」「来なくていいのにな」「消えろよな」「殺してみるか」「やめろよ、捕まるぞ」
と言うおまけ付きだった。
普通の人なら耐え切れず不登校になっていただろう。だが陳也からしてみればもう慣れたものである。一言でいうなら
(くだらない)
だった。
そもそも陣也がなぜいじめられているのかと言うと実に理不尽な理由だった。
それは、····いじめられている奴をかばったからである。
中学生の時は陣也もクラスメイトにいじめられるなんてことはなかった。だったら何時こんなにも日常が変わってしまったのか?
それは、高校に入学してから間もないときだった。同じクラスメイトの中に弱気な女子がいた。
ある日その女子はクラスメイトに教科書を破られてしまった····。その次の授業で俺は教科書を見せて上げた。更には、お金をも貸したのだ。周りからしてみればさぞ面白くないだろう。
その日からだった。彼女から俺にいじめの対象が俺に変わったのは····。しかし、俺は気にしなかった。
何故なら····その子が俺の初恋だったからだ。····。
···そして1年がたったある日、悲劇が起きた····。
その女の子が行方不明になったのだ。
だが、詳しい原因は分かっていない。それでも、陣也を絶望させるには充分な程だった。
それから、陣也はクラスメイトと話さなくなった····。
そして今日に至るのだった。今日もいつも通りに全てがおわ______らなかった。突如教室の床が光ったのだ。此には流石の俺も驚いた。否、驚くしかなかった····。
しかし、動揺したのはクラスメイトも同じだったようだ。
(まあ、これがこいつらが考えてやったんだったら動揺なんかしないよな)
と、床の光が強くなっているにもかかわらずのんきなことを考えている陳也だった。そして、床が光はじめて30秒が経った。
その瞬間今までになかった光が陣也を襲った。そしてその直後に俺は意識が飛んだ。同時にこの世界から消滅した。誰の記憶にも残らずに。
後日、この高校の他のクラスメイトは疑問に思った。
自分たちの横の部屋にクラスなんかあったのかと....。
それは、陣也たちがこの世界から消滅したということになるのだが···陣也たちが知るよしもなかった····。
プロローグは今回で終わりの予定です。