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プロローグⅠ
始めまして。ダブです。
初投票なのでよろしくお願いします。
更新は不定期になるので、ご了承下さい。
俺の名前は神谷陳也だ。
俺は地球に住む日本人だった。否、この表現は間違っているだろう。正確には、俺ではなく、俺たちだ。
「お願いします!私たちをお助け下さい!」
陳也たちは、激しく困った。と言うより動揺した。なぜなら目が覚めたらいきなり美少女に頼みごとをされたからである。しかも、周りを見渡せば高貴な部屋で、椅子に男が座っており、それを取り囲むように槍?のようなものを持っている人たちがいるのだ。
日本ならば即、銃刀法違反だろう。これを見た陳也はただただこう思った。
(どうなってんの?)
こんな状況だというのに声をあげて驚かない陳也だった。