第二話 弟は逃げだした
こういうのRPGと言うんですね
「聞いてもわかりませんでした」
「まぁ予想通りだけどね」
なんかイラッとすることを言われたような。
「お兄ちゃん、友達と用事があるから帰ってるねー」
「おいっちょっと待て」
兄の言うことなど気にせずにさって行く弟、お金も払わないで・・・。
「弟さん、行っちゃたね」
あいつは絶対にこの女と一緒にいたくないだけた。
「でっこれからどうするの?」
「何も決めてないけど、もう疲れた。だから宿に行こう!」
元気よく言ったあの女はもう店の外に出ていた。あの女が食った金は全て俺が払うことになった。
「こっちこっち」
食った後のあの女は元気よすぎだ。
あの女が泊まりたいという宿はかなり見た目からやすっぽそうだ。(やすいからいいんだけどね)
「やっときた。さぁ入ろう」
宿の中は以外ときれいだった。
「じゃあ、あそこでボーとしてる男とツインルームね」
はっ?なんか勝手に部屋を決められてしまった。それも同じ部屋で。
「分かりました。では案内するんで着いて来てください」
部屋に案内された。
部屋に着いた、正直、言ってかなり狭い。
「別々の部屋になると2000円になるけど一緒の部屋だと1500円になるからお得だよねー」
「どうでもいい」
「そっかなー。けっこう大切なことだと思うんだけど」
「分かりました。疲れたから眠らせてくれ」
「えええー。もっとおしゃべりしたい」
「明日にしろ。おやすみ」
「つまんない」
その後、俺は気絶するように寝た。
次の日
「おいっ起きろ。おい」
俺はあいつより早く起きてあいつを起こすことにした。
「うーん。まだ寝てる」
「だめた。起きろ」
やっと起こすことができた。
「あっそういえば」
朝のこいつの第一声はおはようではなかった。
「面白いことがあってね」
「ちょっと待てそれっていつの話?」
「昨日の真夜中」
こいつは危険なことをしたという自覚はなさそうだ。
「それでね、面白いことはね・・・
ここからはミラコンの回想です。
「眠れない。そうだ外に行こう」
とっいうことで外に出たミラコンは細い裏道を見つけて面白そうだったから入ることにした。
ずっとその道を歩いていると変な店に入ることができた。
その店はごついおっさんたちがたくさんいた。
「お嬢ちゃん、ここはおまえのくる場所ではない!」
そう言いながら襲ってきた。
魔法ですぐにやっつけたけど。
そこで金を奪っていたら一人はどうしても奪われたくないらしく代わりに魔法を教えてもらった。
「それで教えてもらったのかサーチ能力!」
すげー危ない目にあっているのに楽しんでいる、ある意味怖い。
「よしっ新しい魔法も覚えたし、さっ行こう」
「えっ?どっどこに」
技の説明
サーチ・敵の能力などが分かる。