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みぞれ雪星

作者: 檸檬
掲載日:2025/12/04

寒さで悴(かじか)んだ分の力を抜くように


今日は澄んだ星空を吸い込もう


絵葉書にしたいほどの景色を


温まりながら思い出してみる


車の窓から見えた


紅葉からの木洩れ日


寒風に吹き舞う赤や黄色の葉


合間の青空


思い出すあの歌


浮ぶ白月は日に日に満ち青空へと


果てしなく溢れてゆく


カサカサと音をたてながら


風に吹かれて想いを放ち落葉する蝶々の乾いた喉 を潤すように


あの歌 が青空へ水辺へと導いてくれる


白月が寒風にけずられてゆく


小雪の指先がなにかを描いては消して


描いては消して


月光の体温に消えてゆく


枯れ葉に残った小雪は


星のように光っていた









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― 新着の感想 ―
車窓から見えた紅葉の色鮮やかな葉、木漏れ日、そして合間の青空。色彩とともに伝わってくる情景に、進みゆく季節を感じます。 小雪は宙に指先で何かを描いては消すように、冬の枝先に瞬く星を燈すように。体温に…
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