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夢と希望を抱えながら・・・  作者: 恋するペンギン
2/2

三次元を求め

現実を受け入れつつあるカリンに

どんな未来が待っているのか。

コンビ二店員になって早4年。


二次元に行けると思い込んで就職活動も恋も

怠けてきた私は、いざ恋愛をしようと思っても

どう動いていいのか悩む。


(逆ナンしてこようか・・友達に紹介してもらうのが無難かな・・)


色々シュミレーションしながら品出しをしていると

一人の若い常連客が声を掛けてきた。


『粗大ゴミのシール貰えませんか?』


声にきずいたカリンはハッとして

ゴミのシールを渡す為にレジに向かった。


会計を済ませた後、男性は苦笑いをしながら

カリンに一枚の手紙を渡す。


「仕事中じゃ忙しいと思うので帰ったら読んでください」


そう言い残しそそくさと店を出た男性を見送ったカリンは


(ラブレター!?)


なんて期待しつつ仕事を終わらせた。


(どれどれ・・・)


帰り際、手紙を開けて読んでみると


『実は僕、アニメソ高校の時の後輩なんです。

初めてこのコンビニに来た時カリンさんをみてびっくりしました。

憧れの先輩が働いてるって。

でもなんて声を掛けたらいいのかわからないまま時だけが

たってしまい、このままじゃ駄目だと思って手紙を書いたんです。

よかったら友達になってください(>ω<)

アドレス→000@amimaru

携番→777‐777‐777』


(友達かよコレ。でも可愛いじゃん。)



普段なら気が乗らないカリンも

いいタイミングで手紙を貰ったのも働いて、

家に帰ってメール早速メールを送ってみた。


【手紙ありがとう。カリンです。

友達とかいつでもウエルカムだよ。】


                送信


(どんな返事が来るかな~♪)


なんて結構乗り気で返事を期待してると

10分後に返事が来た。


【メールありがとうございます(;ω;)

カリン様と友達になれるなんて光栄です (ノω・)

これから仲良くしていただけたらウレシイです(。・ω・。)♪ 】


             ・・・・・


最近の若者は顔文字を沢山使うんだなと

痛感したカリンは


【仲良くしようね☆今日は寝ます☆

☆GOODNIGHT☆】


と送信してメールを終わらせた。


(なんだかこういうのも悪くないかも)


なんて浮かれつつ


その日の夜は枕の下にアニメ写真を入れることなく

今日の出来事を思い出しながら


(そういえば名前聞くの忘れた・・明日聞こう)


と眠りにつきました。






よくありそうな話になってきた気がします(・∀・;)

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