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黒いメダル



ブルースカイのギルド支部を、魔眼を使って遠くから眺めている。


あのクランは、トップランカーが一杯(そろ)ってる所だ。

あ!あそこも見た事があるぞ、金に汚いクランで有名だ。

数えても25のクランが居るんじゃないかな、あっちこっちに大型テントが並び壮観だ。

あああ、あそこでケンカが始まってる。

なんだケンカの勝敗で、()けをしてるぞーなんて奴らだ。


あそこは、真面目に練習している。

ほうー、女性ばかりのクランか、身形(みなり)も軍服風で鮮やかでいい感じだ。



俺がここに来た目的は、13階層を挑もうと状況確認の為だ。

聞こえてくる会話から、6階層に挑んでる最中だった。

これなら、安心して13階層へ行けそうだな瞬間移動発動。



13階層に下りると、後からスケルトンもゆっくりと下りてきた。

そして、ここはわたしに任せて下さいと言っているように前に歩き出した。

なんだか頼もしく嬉しい気分だ。

ドンと音がして、少しスケルトンが後退。

デカイ猪が大盾にぶつかった音で、ブヒーブヒーと今でも押し続けている。

おお!そのまま大盾で壁に押しやり、首に一刺しで仕留めた。


「スケルトン、なぜ仕留めた。能力が奪えないだろー」


少し、うな垂れるスケルトンだが、ここは確りと(しつけ)て置かないといけない。


「同じ過ちを犯すなよ、お前は出来る奴なんだから」


今度は壁に押し付け、教えられた通り待っている。

ブヒーブヒ-とうるさいが、頭に手を付け奪えと念じた。

その能力は直線を素早く動く能力で、試しに走ると凄いスピードで止まるのが大変だ。

戻ってくると、地面にいる猪を収納。

素材は、毛皮・猪の肉。牙・骨・黒いメダルだ。


「やったぞー、メダルゲットだぞー」


どんどん猪を倒して、階段も見つけて探索し続けて13階層を制覇。

手に入ったメダル72枚、出る時と出ない時があり、なんだか運任せみたいだ。

半日過ぎないと復活しないだろうなー、もっと欲しいのにどうしたらいいんだ。

そうだ山部下(やまぶか)ダンジョンは、10階層しか攻略してないから、下にメダルが出るかもしれない。


「戻れスケルトン」


メダルを拾いながら・・・いってみるか、瞬間移動発動。



ハリネズミの頭上から、黒刀で一刺しそのままハリネズミは消えてしまう。

さあ、どんな魔物がでるのか楽しみだー。


「出てこいスケルトン」


11階層を進んで行くと、うなり声が聞こえてきたぞー。

そこに出てきたのは、3つの頭を持つ犬だ。

俺はコイツの事を、何かの絵で見て知っている。

名前は、たしか[ケルベロス]でギリシャ神話に出くる冥界(めいかい)の番犬だ。


口から火球を吹き出しやがった、それも3つの頭から同時にやっかいな犬だ。

スケルトンは上手く、大盾を振り払うように3つを跳ね返した。

そのまま大盾で、3つの頭を地面に押さえ付けた。

俺はケルベロスの胴体に、おもいっきり手甲でボディーブローかました。

ぐったりと失神したケルベロスに、手を付き奪えと念じる。

奪った能力は火球を3つ、撃ち放つ能力だった。


念じるだけで3つの火球が現れ、壁に向かって放つと、同時に壁に当たり壁一面を燃やしている。

1つの時より凄まじい威力で、これは使えるないい物を奪えた。

息絶えたケルベロスを収納。

素材は、犬肉・骨・赤い魔石だけだった。

この階層でなかったのか、すると下の階層かそれなら急ごう。

倒しながら何度も戦いながら、最後に行き着いたのが階段だった。



12階層では、目の前で火の玉がふわふわと気持ちよさそうに浮いている。

急に目の前が光った、結界盾で防いだがビームを撃ちやがった。

スケルトンの大盾に当たるのを見て、ようやく攻撃の正体を知った。

撃つタイミングが全然分からない、初動動作が無いから分からないのも当り前か嫌味な奴だ。

もう勘で防ぐしかないのか、攻撃が一番の防御だ。

結界盾4つで防ぎながら、火の玉を囲み3つで取り押さえた。

隙間から手でさわり奪えと念じる。奪った瞬間、手に激痛が走った。

俺は頭に血が上り、結界盾で圧死させてやった。


赤い魔石で治療している間、スケルトンは警戒するように身構えてくれている。


塞がるまで30分程も、費やしてしまった。

新しい手甲にかえながら、アイツはゆるせねーじゃんじゃん倒してやる。

しかし、火の玉の素材はビー玉程の7色の玉しかないのだ。

素材がしょぼ過ぎで、正体不明の7色ビー玉これは何に使うんだ。

そうだ、火の玉から奪ったのはビーム光線で、壁に向かって撃って撃って撃ちまくった。

結構面白かった、アニメや漫画の世界を体験して楽しかった。



何度か戦う中、攻略方法が分かった。

何でもいい火の玉に、衝撃を当てると1分間ビームが撃てないのだ。

3枚は防御しつつ、1枚の結界盾が面を使って取り合えず叩き落す。

しの後レイピアが突き刺す、これで戦いが終わるのだ。


ビームでも試しに、火の玉を撃つのだが上手く当たらない。

玉が8cm程しかないので、当てるまで練習しかなさそうだ。


やっと階段か俺の部屋に戻るか、明日は13階層でメダルが見つかるように願う。




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― 新着の感想 ―
[一言] ランキング上位なので、ここまで読み進めてみたが、、 ごめん、なにが面白いのかわからなかった^^;;; あまりにも文章が酷すぎて辛すぎです。 特に、会話の受け答えが壊滅的、、、、更新スピード云…
[気になる点] 敵の能力を奪うスキルは何時手に入れたんだ? 28話からオークに対して使っているけど、それより前にそんな描写は無かった筈だよな? タイミング的に怪しいのは能力覚醒時か? 少なくとも覚醒前…
[気になる点] 誤字なのか、何を言っているのかわからない所がある。 [一言] 一人称視点なのか、独り言が多く同じ様な話が続き、ワンパターンに感じる。 俺つえーがやりたいのはわかりますが、最初の頃の物作…
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