表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ショタ神の説明するのも面倒臭い  作者: ネオ・ブリザード
第一章 第一節『最強』篇
3/27

第三話

 

「あなたは死にました」



 一時間後、目を覚ました俺は、目の前にいるロリっ子にいきなりそう言われた。



「ロリっ子じゃない。神様だ。あと男な」



 ショタっ子だったのか!? ……ん? 考え読まれてる?



「突然ですが、あなたは死にました。毒キノコを食したのが原因です」


「……え? 何を言っているのか全然解らないのですが」


「いや、解るだろ。死んだんだよ」



 この俺が死んだだと!? 俺tueeeなのに!? そんな馬鹿な!?



「亡くなるのに俺tueeeとか関係ないから」



 また考えを読まれた!?



「なんか、もう面倒臭いからあんたの今後を伝えるね」


「今後!? もしかして、記憶をもったまま異世界転生出来るとかですか!?」



 俺がそう言った瞬間、ショタ神は物凄い目で俺を睨み付けてきた。



「んな訳あるか。あんたは問題なく今世を生きてきたから、特に裁判にかける事もなく、来世に生まれ変われるってだけだ」


「え? それだけ?」


「それだけだよ。何だ? 地獄に行きたいのか?」



 俺は首を横に振るが、なんか釈然としなかった。



「じゃあ、この門を通れや。それで終わりだから」



 ショタ神はそういうと、目の前に手をかざし、大きな門を出現させる。



「え……? 本当にこれで終わり……? 他には……?」


「無いってば。早くこの門通れや」



 俺は急かされるままに大きな門を通る。



 ……こうして俺の異世界物語は、あっという間に幕を閉じた。



 ……二節へ続く。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
こちらの連載小説もよろしくお願いします

神スキルなんていらない! 私はただ、アイドルになりたいの!!

「最強女魔法使い『疾風』!! アイドルデビュー大作戦!!!!」

とあるビルで働くふたりのプログラマー、背高な男性と猫背の女性。そのとある1日のお話……

「恋愛プログラマー」

いや、盾使いさ、俺たちよりも幼馴染みの方が大事だろって!?

「まだ間にあう! 盾使いよ! 俺達パーティーのことなんてどうでも良いから、さっさと抜けて幼馴染みを追いかけろ!!」

― 新着の感想 ―
[良い点] 以前、youtubeのディスカバリーチャンネルでサバイバルを見てました。虫を食べたり草を食ったり。 日本にも毒の野草があるで、もしサバイバルをしたら食べるのは虫だなと思ってたら、虫の中にも…
[良い点] これはひどい! そして素晴らしいスピード感! 人間が毒で死ぬのは至極当然!
[一言] ある意味リアルww
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ