4.女神改め元女神は下界に降りる
「私、口調変わった?」
他の4人に聞いてみると、農業神が
「確かに変わってるな。前はしっかりとしてた感じが、今は元気で明るい感じだな」
「なかなか、酔わない先輩が酔った時に出てた口調です」
なるほど、これはなんで起きたんだろう?
「それはね、神格を返還したことに関係があると思うよ」
「時空神様、どういうことですか?」
神格がなくなって何が変わるんだろう?私は、変わってないと思うんだけど…
「どうやら、神格には神を役割づける力があるようなんだ。その証拠に、昔に人から神になった者の性格が変わったことがあるんだ。でも、今回は、返還してもらったから違う変化が起こったようだね」
「そういうことですか。でも、私は変わったと思わないんですけど…」
「それはわからないんだよ。もともと神だった者から神格が消えるとたぶんだけど、神格に押さえつけられてた性格が出てくるんじゃないかと私は思ってる。だから、酒の力で出てきたんだろ」
「なるほど」
私の記憶を思い出してみると、確かに今の私と言動が違うけど、違和感は感じないな~
「まあ、先輩は先輩ですから」
「たまに、会いに行くぞ」
「私も行きます」
「先輩、冒険者登録して下さい。そうすれば、私がみんなからのメッセージを伝えられるので」
「わかったよ。みんな、新しい友達作って待ってるよ」
「さて、転移させるよ」
「わかりました」
私は、さっき入った魔方陣に荷物を持って移動した
「座標は指定できないが、町の近くに出るはじゃ。そこからは頑張ってくれ」
「アバウトですね」
「しょうがないじゃろ。神から人になるなんて初めてなんじゃから」
それはそうだけど…
「移動の前にこれに触れて頂戴。種族が人間になってるか確認するから」
「はーい」
私は、時空神様が持っている水晶に触れた。すると文字が浮かんできた
「大丈夫そうだね。行ってらっしゃい」
「色々ありがとうございました」
「頑張るんじゃぞ」
「はい」
そうして、魔方陣が光ってだんだん目の前の暗くなった
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セリシールが転移した後の神界
水晶を見ていた時空神が
「これは、まずいかもしれないね」
その声を聴いた神託神
「どういうことですか?」
「冒険神これを見てくれ」
時空神が冒険神に水晶を見せる
「これは、確かにやばいですね。人間の枠を大幅に逸脱してますね」
「冒険神、どういうこと?」
セリシールの友人だった神々が集まる
「このままいくと先輩は明らかに恐怖や崇拝の対象になります。これを見てください」
水晶の内容が神たちに公開される
「なんだこれ!?」
「スキルのレベルが高すぎる」
「それだけじゃなくて、持ってるスキルの量も多すぎる」
神々は次々に驚きの声を上げる
「時空神様、これどうしますか?」
「取り敢えずは傍観かね。あの子なら、間違った使い方はしないと思うけど……ところで、あなたあの子どこに出たか分かった?」
時空神が創造神に声をかける
「出た場所はコリヌの街の近くの草原じゃな」
「そこなら、なんとかなるか?」
「私が、冒険者ギルド見ときます」
「全員、祈ってくる内容を確認するように」
「「「「わかりました」」」」
神々は仕事をするべく移動し始めた
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そのころのセリシール
「頑張るぞぉぉ……」
転移した場所で眠っている
次回の投稿は1/11 16時です
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