23.森の奥
『私たちが願うものわ、あの子の幸せよ。何せ、かなり負担を掛けてしまっていたからね。だから、あなたにあの子が幸せになるための手伝いをして欲しいのよ』
『だから、私に読ませたの?』
『そう。あなたは既に特異な存在に変わってしまっているからね』
私はスライムじゃないのか?
『あなたは元々特殊なスライムだったけど、あの子が抱いて寝た結果、あの子の魔力を大量に吸収してしまったのとあの子が色々と垂れ流していたせいね。力の制御方法を教えておかなかった私たちのせいね』
でも、そのおかげで私は強くなれたし
『そろそろ寝ていい?眠くなってきたんだけど』
『そうだ、1つ言ってなかった。あの子が下に降りた影響で色々と活性化してるのよ。だから、森に行く時は気をつけるようにね。あなたなら、あの本を読んでわかってると思うけどね』
『わかった』
『じゃ、おやすみ。また、会う時まで』
私の意識は途切れた
そして、今日となった。孤児院に行って出会ったのはよく分からない男の子とネルだ。ネルとは、初めてあった気がしないほどに気があった。それで、強くなりたいといったネルと共に森に行くことにした
森に言っている途中、私は頭の中で昨日読んだ本を思い出していた。『世界の真理』はどうやら日によって記述が変わる部分があるらしい。そして、近くの森にはどうやら太古の邪神が封印されているらしい。強さ的にはかなり強いらしい。だけど、ほとんど魔法主体だから私でも倒せると思う……
-ネル視点-
森の中を歩いていても全然魔物が出てこない。逆に静かすぎて怖い。前に門番の人に話を聞いた時はかなりいるから近ずかないように言ってたのに。ちょこちょこ出てくる兎型の魔物はリンが魔法で一撃で倒してしまっている。そのまま、私たちは何も考えずに歩いていたからいつの間にか森の奥に来てしまったようだ。森の奥には木が生えていない場所があった
「リン、ここはどこ?」
「森の最深部なんだけど、強い魔物居ないな」
「ここで、強くなるつもりだったの?」
「うん」
リンが頷いて、何かを探すように顔を左右に動かしている。そんな時
「あら?最初のお客さんがちびっ子とスライムなんて私も落ちたものね」
上の方から声がした。見上げると割と露出の多い服を着た女の人が浮いていた。てか、隠さないと行けない場所だけが隠れている服だ。こんな、ことを考えられないほどに体が震えている。この人はとてつもなく強いんだ。リンはそんなのを気にしないように
「こんにちは、邪神グラマラス」
「へー。私の名前を知っているなんて……なるほど、あいつの差し金ね。ったく、なんであの野郎が関係してくるのよ。私を舐めてんのかしら。アイツじゃなくて、なんで眷属。つまり、私なんて眷属で充分ってことね。腹立つ」
さっきよりもさらに殺気が増えて怖い。私は立っていることが出来なくなっていた。そのまま、座り込んでしまった。それをみた、グラマラスは
「まあ、いいわ。さっさと喰らって、私の糧となりなさい」
グラマラスは私たちに向かって襲いかかってきた
次回の投稿は4/4 17時です
遅れてすみません
もしかしたら4/4までにもう一話投稿するかもしれません
3/28 追記:次回の投稿を3/30に変更します




