17.リンのステータス
あらすじ
ステータス的に私って人間じゃなくね
どうしよう。私、人間の範疇からハズレまっくてる
「もしかしなくても、私が最強ですか?」
私はエーリさんにおそるおそる聞いてみると
「もちろん。女神様だったんですから」
「普通に暮らすにはどうすればいいですか?」
「そんなに、切実に言われても」
エーリさんは、困ったような顔をして
「それなら、低ランクでも冒険者をしてみたらどう?それなら、きっと大丈夫じゃないかな。討伐系のクエストを受けなければ力が露呈することはないと思うけど」
「それなら、いいかも。やってみます」
「わかった。それなら、Fランクで登録しとくね」
「ありがとうございます」
私が喜んでいると、リンが私の腕を突っついてきて
『わ。。た。。し。。も』
「リンも登録するの?」
『う。。ん』
「エーリさん」
「何?」
登録用の装置を動かしているエーリさんに
「リンも登録出来ますか?」
ダメもとで聞いてみると
「出来るよ」
「そうなんですか?」
「龍族とかも登録に来るからね。それ用の装置もあるから。これこれ。これの上に魔力流して」
『はーーーい』
リンが装置の上に乗るとステータスが表示された
「私の時と違って今回は見えるんだね」
「一応ね。それでは見てみようか」
私たちがステータスを覗き込むと
~~~~~~~~~~
リン
レベル:5
現在のランク:H
依頼受注制限:E
年齢:5
種族:スクレ・スライム
体力:150/150
魔力:500/500
筋力:50/50
物理防御:500/500
魔法耐性:120/120
スキル:[光魔法]LV.2[浮遊魔法]LV.1
固有スキル:[効率吸収][意思伝達][言語理解][不明]
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「浮遊魔法!」
リンのステータスを見たエーリさんが真っ先に驚いたのはそこだった
「なんで、こんな高度な魔法を覚えてるんだろう。これは普通の魔物とは違うわね」
「多分、それは私が昨日魔法を使ってあげって、今日起きたら使えるようになってたんだよ」
「それって、寝てる間にレベルアップしたってこと?でも、そんなことがあるわけがない。魔物を倒さなければ経験値が手に入らないはずだから。なんか、寝る前に特別なことした?」
「私は何もしてないよ。ただ抱き枕にはしたけど」
「それだけでレベルが上がるわけ。まさか!流動の魔眼」
そう言って、私を見たエーリさんの目の色がさっきと変わっていた。緑色だったのが青色に変わっている。そうして、私の全身を見たあと、目の色を戻して
「原因がわかった」
「なんですか?」
「原因はね。セシルちゃんから魔力が溢れ出ていること」
「?」
どういうことだろう?全く魔力は使ってないんだけど
「なんでか分からないって顔をしてるんだけどね。基本的に魔力を体内に止めて置かないと、魔力は流れ出て行ってしまうんです。だからこの世界に生きる全ての生物が魔力を外に出さないようにしてるんです。けれど、もともと女神だったセシルちゃんは、魔力を押さえ込んだことがないから、出来ないんだと思う。あと、普通魔力が外に流れ出すと気分が悪くなるんだけど[魔力高速回復]のおかげで全然そんな症状にならないんだと、私は思う」
「なるほど…それなら頑張って魔力を抑えてみます」
「頑張って」
『ふぁ。。い。。と』
私は目を閉じて体から力を抜いて楽な姿勢になった。そこから、まず魔力がどこから出ているのかを突き止めるために全身に意識を向けた。すると、全身から魔力が出てることがわかったのでそれを抑えるために1つ1つ丁寧に塞いで行った。すると。魔力が全く外に出なくなった。そこで、目を開けるとすっかり部屋には西陽が刺していた
「あれ?」
************
セシルが魔力を抑えている頃
『ほ。。ん』
「リンちゃんは本が読みたいの?」
『う。ん』
「魔法?」
『う。ん』
「なら、簡単な魔法の本を取って来るね」
『あ。。り。。が。。と』
「どういたしまして」
そこから、リンは本をどんどんと読んでいきセシルが目を開ける頃にはリンの近くで本が山積みになっていた
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