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女神をやめたら何をする?  作者: UReI
1章:元女神は人間として暮らし始める
15/26

15.セシル、冒険者ギルドに行く

遅れました


すみません

冒険者ギルドの中は大勢の人で賑わっている。紙が貼られた壁の近くには多くの冒険者が集まってるな~。色々な種族の人がいる。人間だけじゃなくエルフに獣人、魔族……パーティーを組んでいるのを見ても色々な種族が入り交じっている。これは神の時に種族差別を無くしたかいがあったな。私はそんなことを考えながらカウンターに向かって歩いていると、周りの声が聞こえてきた


「あいつ、冒険者登録をすんのかな?」


「そうでしょ。ここにいて依頼板(クエストボード)に向かわないんだから」


「あんな、小さい奴には無理だろ」


「意外と見た目で判断できないぞ。ほら、知ってるでしょ『小さな勇者』の話」


「あの話も割と眉唾じゃなないか?国が大袈裟に言ってるだけかもしれないし」


「それはそうだが。なぁ、あの子が抱えてるスライム」


「『スクレ・スライム』じゃないか!」


「なんだって!私、昔見たことあるけどあんな色じゃなかった気がするけど」


「テイマーのやつ連れてこい!」


「それより、鑑定持ち連れてこい!」


なんか、凄い騒ぎになってる。なんでだろ?


私は受付と書かれたカウンターに移動した。私の眼の前にはエルフの女の人だった。女の人は私を見てニッコリと笑って話掛けてきた


「ようこそ、冒険者ギルドへ。冒険者登録ですか?」


「はい」


「それでは、この紙に必要事項を記入してください」


「わかりました」


私は貰った紙にカウンターに置いてある羽根ペンで記入を始めた。その間リンはカウンターの上に乗って受付の人(エルフ)を見ていた


「スクレ・スライムは久しぶりに見ましたね。昔、私がまだ子供だった時にテイマーが連れて歩いているのを見たことがありますけどそれ以外は全く、いや一回悪魔化したのを見たことがありますね」


私はそれを聞いて、書く手を止めて


「悪魔になっちゃうんですか?」


「ごめんね驚かすつもりはなかったんだけど、スクレ・スライムは変質化することがあるとわかってるんだよ。スライムの枠に当てはまらないから、悪魔化して厄災になったことがほとんどだからね」


「なうほど。なら、私がリンをしっかりと育ててみせます」


「頑張ってね。で、紙、書いてね」


「あ!書きます」


私は、急いで紙を書いた。名前はセリシールで……


「書けました!」


「それなら、この操作盤の上に手を置いてね」


「これ見たことある」


「初めて登録に来たんじゃないの?ならこれを見たことはないと思うんだけど…」


「昔、似たのを見たことがあるんですよ」


私は、急いでごまかした。まさか。私がこれを作ったのに関わってたなんて言えないよ


「ステータスが出てくるまで少し待ってね。あなた天職はきっとテイマーね」


「天職って何ですか?」


天職って何だろう?


「成人の儀で確認できるはずだけどしてないの?」


「私の住んでたところではしてませんね」


「そう、それなら今回の登録でわかるわね。話してたらできたわ。はいどうぞ」


「ありがとうございます」


「魔力を流してみればステータスがわかるよ」


私が魔力を流してみると……



次回の投稿は2/17 17時です

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