13.セシルの寝る前と朝食前のあれこれ
シーアちゃんに襲われたあとは仲良くお風呂に浸かった。その後結局イリスちゃんの所にシーアちゃんは泊まることになった。イリスちゃんは嫌そうな顔をしていたが逆にシーアちゃんは嬉しそうな顔をしている。イリスちゃんが
「寝るのは別々の部屋だからね」
と言うと。シーアちゃんが
「えー。小さい時みたいに一緒のベットで寝ようよ」
と言った。
「いや」
「なんで!?」
「絶対にちょっかい出して来るから。シーアは昔っから一緒に寝ると毎回毎回寝れなくなるから…」
「前に一緒に寝たの半年前じゃん。今回は絶対にそんなこと…」
「しないって言える?」
「言えないというか言いません。だって反応見てて面白いんだもん。いじりがいがあるし」
「なら、ぜぇぇぇたいにやだ。次の日に支障が出てくるからいや。それでお母さんに怒られるんだもん」
「ねえねえ良いじゃんか~。今回はしないって~」
シーアちゃんはイリスちゃんを揺さぶっている。これは断れなさそうなパターンだな。ちょっかいってどんなことをされたんだろう?興味あるな~神界でも後輩の女神と寝たことあるけど2人ともおしゃべりに疲れたら直ぐに寝ちゃったしな
私とリンちゃんは泊まってる部屋に戻ると、ベットへ直ぐに飛び込んだ。ちなみに今、着ているのは宿でお風呂に入った後に用意されていた寝巻きだ。着心地がいいからこのまま寝ちゃいそう。私はリンちゃんを抱き抱えて掛け布団を上にかけた。お風呂で温まった体がリンちゃんのひんやりとした感触で冷えていく
「おやすみなさい。リンちゃん」
ポヨン
私はそのまま眠りに落ちた
次の朝
窓から指す日差しで目が覚めた。机の上の時告の水晶を確認すると6時を指している。私の腕の中で動く感触がした
「おはよう。リンちゃん」
ポヨン
「あれ?なんか変わった?」
ポヨン?
「体が軽くなった気がするの?」
ポヨンポヨポヨン
「魔法が使えそう?」
ポヨポヨーン
リンちゃんの体が光ってふわふわと浮き始めた
「浮遊魔法?」
ポヨン
「多分って。なんで急に使えるようになったの?」
ポヨン?ポヨヨヨ
「他にもなんか使えそうなの?」
ポヨン
「でも使い方が分からないの?」
ポヨン
「そうなんだ。なら何が出来るか分かる方法を探そうか」
ポヨン♪
リンちゃんはふよふよと浮いて楽しそうにしている
「それ楽しい?そのまま朝ごはん行くの?」
ポヨン
「そっかじゃ一緒に行こう」
私たちは下に降りて行った。そうして、受付の前に行くと
「おはようございますセシルさん」
「おはよう、イリスちゃん、シーアちゃん」
「おはようございます」
「行きましょうかと言いたいところなんですが……」
「なんでリンちゃん浮いてるんですか?」
「それがね。昨日は私の魔法で浮かしてあげてたんだけど、今朝起きたらなんかできそうだって言って自分で浮いた」
「それはすごいですね」
「そんなことができるようになってるんですね。昨日の名付けで魔力が上がったんでしょうか」
「そうなんだ。でも、これで自分で飛べるから楽しいみたい」
「そうなんですか?」
リンちゃんは楽しそうに空中でくるくる回っている。目はないけど気持ち悪くならないんだろうか?
リンちゃんは浮いたままだとまずいので私の腕の中に来てもらって食堂に移動した
次回の投稿は2/9 16時です
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