10.セリシールは初ダメージをうける?
スライムちゃんが私とイリスちゃんが話している間にどっかに行ってる。この部屋から出てないはずだけど…
私が、スライムちゃんを探していると、急に後ろから衝撃を受けてベットに突っ込んだ。神の時は痛みを感じることはほとんどなかったし、これは新鮮な体験だな。ただ、割と痛い。衝撃を受けた時、柔らかい感じがしたから、絶対に……
ポヨン
「やっぱりスライムちゃんか」
ベットに衝撃を受けた状態でうつ伏せになったまま前を向いた私の前に、スライムちゃんが来た。何だか、イタズラが成功したみたいな感じを醸し出している
ポヨンポヨン
「魔法の効果が切れそうだからもう一回かけて欲しいの?」
ポヨン
「さっきイタズラしたから、今日はダメ」
ポヨ!ポヨポヨン
「謝ってもダメ。結構痛かったんだよ」
ポヨーン
スライムちゃんは悲しそうな雰囲気を出している。そうして、私の方をウルウルした目で見てきた。というか、スライムちゃんは目しか顔のパーツが無いからそれでしか態度が分からないけど…
「それに、私にぶつかったからいいけど下手したら壁を壊してたと思うよ」
ポヨンポヨポ
「それは、注意してたから大丈夫?そんな、ことあるわけないでしょ。未来は誰にも分からないんだよ」
ポヨン
「分かったんならよろしい」
ポヨン
「自分で浮けるようになればいいのに」
ポヨ!ポヨン
「そうか、その手があったかって。頑張るの?」
ポヨン
スライムちゃんは頑張ると言って、その場でピョンピョン飛び始めた。頑張って空中で待機しようとしているけど上手くいっていない。かわいい、可愛すぎる
ベットの上で飛び跳ねているスライムちゃんを見ているといつの間にか外が暗くなっていた。そろそろ、ご飯食べに行かなきゃ
「スライムちゃん行くよ」
ポヨン
「少しだけ、飛べるようになったの?」
ポヨンポヨンポヨ
「ほんとだ。少しだけ長く浮いてるね」
ポヨン
「頑張った頑張った。それじゃ、夕飯食べに行こう」
ポヨン
私は、スライムちゃんを連れて一階に降りて行った。受付の前まで行くと
「あ、セリシールさん。夕飯ですか?」
「そうだよ。食堂まで連れて行って貰っていい?」
「はい、いいですよ。それじゃ、着いて来てください」
私はイリスちゃんの後ろについて行った。食堂に入ると、沢山の人がいた
「うちの店は、宿に泊まってる人だけじゃなく食事処としても解放してるので、夜はお客さんが多いんです。だから、早めに来ることをおすすめします」
「そうなんだ。いい匂いもするし」
「料理は基本的に注文すれば直ぐに出てくるようになっています。その日によってメニューは変わるんですけど。固定のものもあるので、リピータのお客さんが多くて」
「繁盛してるんだね」
「そうですね。それなりには」
私とイリスちゃんは料理が貰えるカウンターまで来た。そこには、いかにも優しそうなおじさんがいた
「おう、イリスちゃんか。それで、隣の人は宿泊者かい?」
「そうです。今日のおすすめはなんですか?」
「今日は、いい魚が入ったから塩焼きなんかどうだい?あと、肉は冒険者からのものがあるから新鮮なのがあるよ」
「いいですね…私は魚で。セリシールさんはどうしますか」
「うーん」
悩ましい問題だ。魚のホロホロした身もいいけど、肉のジューシーな感じも捨てがたい。どうしようどうしよう
「じゃあ、私も魚で」
今日は魚を食べたい気分だった
「スライムちゃんはどうする?」
ポヨン
「植物だけでいいの?」
ポヨ
「すみません。サラダありますか?」
「おう。あるよ。一緒に準備するから少し待ってくれ」
そう言って、おじさんは魚を焼き始めた。そして、そんな待つこともなく
「出来たよ。はい」
「ありがとうございます」
私に渡されたトレーには美味しそうな焼き魚とパンとスープが乗っていた。それと、スライムちゃん用のサラダも
「セリシールさん。あそこの席に行きましょう」
私達は空いてる席に向かった
次回の投稿は1/29 16時です
拙作ですが、これからもよろしくお願いします
もう少し、テンポよく書けるようになりたいです




