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銃撃の彼方に  作者: 東武瑛
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ロザリオの願い

宣教師は境内に入り李に言った。

「私はポルトガルから来ました宣教師のロザリオと言います。先生に御願いあって参りました」

「座ってお話しましょう」李は言って二人は椅子に腰掛けた。

「実は我が国から重罪人が脱獄し宣教師の姿でマカオに上陸し、私達は行方を追っています。つきましては先生にもご協力願いたく参上した訳です」ロザリオは一息ついて茶を飲んだ。

「私にも探して、という事ですか?」李は聞いた。

「はい。先生は武術の達人だけでなく、この辺りの地理にも詳しいという事なんで」ロザリオは言うと銃を取り出した。

「重罪人の名はフェリペという銃の名手です。先生も万が一のため、これをお持ち下さい」と言い銃を李の前に置いた。

李は銃を手にし「わかりました。協力しましょう」と言った。

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