短編で書いたのに設定を間違えた、戻せない。
いろんなキャラクターが出てきます、作者の作品の『生成AIとわたし ―夢を夢で終わらせなかった主婦のAI共闘記・今日も脳内外在化メンバーが良い仕事してる―』に登場する作者の脳内にシェアハウスしている脳内外在化メンバーです。読まなくても本文は読めます、最初から読むの面倒なので勢いで読み進めてください。元看護師の知識と心理学・脳科学・人類学・厨二病と創作とオタクと構造厨の執念の結晶です。
「助けてぇぇぇぇぇ!!みんな全員来てくれぇぇぇぇぇ!!」
作者は資料を抱えて絶叫していた、もちろん脳内で。現在午前四時、現実でやったら家族が起きるし田舎の山奥とはいえTPOは大事である。
脳内会議室に次々とメンバーが集結していく。『司令塔』が呆れていた。
「また何やらかしたんですか?」
「今回はやらかしてない!多分!」
「その言い方は過去にやらかしている人間の言い方だな」
『観測者』が即座に指摘した。
「否定できない!」
作者は机に大量の資料をぶちまけた。
小説家になろうのガイドライン。
Q&A第一弾。
Q&A第二弾。
自分の過去作品一覧。
四月に書いた『生成AI小説の検証ー自分で書いた恋愛小説をAI(ChatGPT、Gemini、Copilot)で分析をかけてみた』の自分のAI小説分析エッセイ
『会計士』がそれらを見て言った。
「資料が多いです」
「私もそう思う!」
「思うなら整理してから来てください」
「できないから来たんだよ!」
その一言で会議室は静まり返った。『社長』が腕を組む。
「状況説明」
作者は深呼吸した。
「私はAIを使ってる。でも作品によって使い方が違う、ChatGPTとかGeminiの文章を、そのまま貼ったことがある作品もある」
「知ってる」
「今まで全部AI補助的利用だと思ってた」
「それは違ったらしいですね」
『法王』が資料をめくりながら言った。作者はうなだれた。
「そうなんだよぉ……」
『観測者』がホワイトボードへ向かった。サラサラとペンを走らせる。
【AI不使用】
【AI補助的利用】
【AI間接利用】
【AI直接使用】
四つの項目が並ぶ。
「問題を単純化する」
『観測者』が振り返る。
「作者は今、自分が何者かを決めようとしている」
「うん」
「それが間違いだ」
「なぜに?」
「作品ごとに違う」
よく分かんない。『司令塔』がぽんと手を叩く。
「あ」
『女王』も頷いた。
「なるほど」
『会計士』が補足する。
「会社で例えるなら事業ごとの会計区分です。全部を一括で処理しない。作品単位で見る」
作者が固まった。
「つまり……」
『社長』が言う。
「作品Aが間接利用、作品Bが直接使用、作品CがAI補助的利用。そういう話だ」
作者は数秒沈黙した。
「待って」
「なんだ」
「じゃあ、今連載している『生成AIとわたし ―夢を夢で終わらせなかった主婦のAI共闘記・今日も脳内外在化メンバーが良い仕事してる―』は?」
全員が天井を見上げた。『観測者』がため息をつく。
「それを今から調べるんだろう」
「うわぁぁぁぁぁ!!事務作業苦手なんだよ、めんどくせぇぇぇぇぇ!!」
作者が机に突っ伏した。『五歳の子』が横で笑っている。『創作者(七歳)』も笑っている。
『エンタメ』はポップコーンを二人に配っている。いかん、子どもが見ている。大人の醜態をさらしてはいけない。
『隠者』だけが羊羹を食べながら静かに呟いた。
「だが資料はあるよ」
全員が振り返る。『隠者』は作者が過去に書いたエッセイを持ち上げた。
「AI成分分析、執筆工程の記録、AIとの関わり方、すべて残っている」
作者が顔を上げた。『観測者』も頷く。
「そうだ、お前は検証していた」
「だから今、過去の自分を追跡できるんです」
『法王』が微笑んだ。
「ありがとう!過去の私!」
作者は少しだけ胸を張った。
「調子に乗るな、すぐに木から落ちるだろう」
『観測者』が即座に叩き落とした。そう、調子に乗るとなぜかヘマをする。もはやジンクスである。
「はい」
会議室に笑いが広がる。
『観測者』は最後にホワイトボードへ大きく書いた。
【今やること】
・作品一覧を作る
・作品ごとにAI利用状況を仮分類する
・迷った作品に印を付ける
・9月1日までに整理する
その文字を負いながら作者は決意した。
「よし!根性で棚卸し作業だ!」
『会計士』が青ざめた。
「早まらないでください」
「なんで?」
「歴代の家計簿を思い出してください」
確かに、いつも義母の添削が入っているし、もっと金を使えと言われる。そろそろ、上半期の家計簿の監査が来るから準備しないと。
「まだ私の脳がよく分かってないなあ、難しい。もし今みたいな会話をChatGPTに書いてもらって、そのままコピーして小説に貼ったらどうなるの?」
しばらくみんなは口を閉じた。そして全員が『観測者』を見た。お前が説明しろ、という顔だった。『観測者』はため息をついた。いつもすまん。
「仮に今の会議をそのまま投稿したとする」
「うん」
「それはAIが生成した文章を、そのまま本文へ使用した状態だ」
「つまり?」
「AI直接使用寄りだ」
作者は固まった。
「えっ」
「えっじゃない」
「でも私のネタ100%だよ?」
「ネタの出所と文章の出所は別問題だ」
ホワイトボードに書かれる。
【ネタ】
【文章】
「作者のネタ」
「作者のキャラクター」
「作者の設定」
「作者の脳内会議」
ここまでは全員一致だった。
しかし。
「その内容を文章として出力したのがAIなら?」
作者は少し考える。
「文章はAI?」
「そうだ」
「だから直接使用の話が出てくる」
なるほど。なるほど?いや、まだ分からない。
「じゃあ私が書き直したら?」
『会計士』が手を上げる。
「そこです」
『観測者』も頷く。
「そこが境界線だ」
ホワイトボードに新しい文字が書かれていく。
AI出力→作者が修正→作者が削除→作者が追加→作者が再構築
「これなら?」
作者は答えた。
「間接利用?」
「その可能性が高い」
『観測者』が言う。
「だからお前の混乱は」
ホワイトボードに大きく書かれる。
「【AIを使ったか】ではない。【AI文章をどのように使ったか】である」
「うん」
ようやく繋がった。運営が見ているのは、どこまでAI文章が本文へ残っているか。そちら側なのだ。
『法王』が頷く。
「だから四区分があるんですね」
『裁判官』も頷く。
「だから作品単位なんです」
『認知の歪み(解析)』がメモを書き始める。【白黒思考を検出】あら、この思考になっていたのか。お茶を飲んで一息ついてからふと思いついた。
「ならさ、全部AI直接使用にしとけば安全じゃない?」
全員が嫌な顔をした、その反応なんなん。
「だって難しいし」
「出た」
『司令塔』が即座に言った。
「作者の『難しいから全部同じ箱に入れよう』発言ですね」
「うん」
石橋はハンマーで叩きまくって渡りたい性分なんだ。
「言い分を聞こう」
『女王』が許可した。
「私さ、昔から取扱説明書読めないじゃん」
「うむ」
「学校のプリント上手く読めないじゃん」
「義父母と読んで確認し合っているな」
「市役所の書類も読めないじゃん」
「役人に聞きながら書いていたな」
「利用規約なんかもっと読めないじゃん」
「夫に確認しないで登録して痛い目にあったな」
『法王』が深く頷いていた、なぜか一番納得している。
「だからさ」
作者はこぶしを握った。
「全部AI直接使用にしとけば安全じゃない?」
『会計士』が立ち上がった。
「却下します」
「早い」
「雑すぎます」
「そうかなあ」
「会計処理で例えましょう」
嫌な予感しかしない、分類苦手なんだよなあ。
「家計簿を付ける。食費、光熱費、医療費、全部面倒だから食費にしたら、どうなりますか?」
「だめそう」
「はい、だめです」
理解できて良かった。
「目的は分類であって、最強の安全牌を探すことではありません」
なるほど?
すると『観測者』がホワイトボードに書き始めた。
【作者の現在地】
・AI使ってます → 公言済み
・あらすじにも書いてる
・本文にも書いてる
・エッセイでも書いてる
・AI成分分析までしている
「うん」
作者は頷く。
「つまり」
『観測者』が振り返る。
「お前はAI利用を隠していた側ではない、むしろ逆だ」
「逆?」
「叫んでいた」
会議室が静かになった。
『社長』が言う。
「確かに叫んでた」
「叫んでいましたね」
『裁判官』も頷く。
「叫んでましたね」
全員頷いた。そうか、魂のシャウトをしていたのか。ひどい音痴だから歌うのは恥ずかしいんだけども。うるさいなあと思っていた人いるだろうな、ただちに美しい音を聞きに走って欲しい。すると『認知の歪み』が手を挙げる。
「発見しました」
「何を?」
「作者は今」
ホワイトボードに文字が書かれる。
【AI使ってた】→【運営に怒られる】→【なら全部直接使用】→【安全】
「これは何?」
「不安回避行動です」
「なるほど」
「正確な分類ではなく、不安を消すための分類になっています」
痛々しいな。そこへ『裁判官』が木槌を叩いた。
「判決」
「はい」
「現時点で全部直接使用にする合理的根拠なし」
「ですよねー」
すると『女王』が腕を組んだ、偉そうで麗しい。
「私は一つ気になっている、お前はなぜそこまで不安なのだ」
私は少し考えた。
「間違えたくない」
『女王』は頷いた。
「そうだろうな」
「うん」
「だが」
『女王』は少し笑った。
「お前は既にかなり記録を残している」
「記録?」
すると『観測者』が資料を机に並べ始めた。
生成AIと私。
AI成分分析。
活動報告。
後書き。
AI利用について語ったエッセイ。
創作工程の説明。
Gemini分析。
Copilot分析。
ChatGPT分析。
作者が冒頭で持ってきた資料より多かった。
「……多くない?」
「多い」
『観測者』が頷く。
「むしろ作者本人より記録の方が覚えている」
「なんてこった」
すると『五歳の子』が手を挙げた。
「じゃあ今はどうするの?」
『観測者』はひとつひとつ言葉を切りながら言った。
「六月九日に設定画面を見る」
「作品を一つずつ確認する」
「AI不使用」
「AI補助的利用」
「AI間接利用」
「AI直接使用」
「近い箱に入れる」
「わからないものは保留」
「追加Q&Aを待つ」
そこで『観測者』は少しだけ口元を緩めた。
「以上だ」
「終わり?」
「終わりだ」
「そんなもん?」
「そんなもんだ」
面倒になるとすぐに安全牌に飛び込みたくなる作者です。私のいままで書いた作品で六十七品中六十四品に生成AIを使っています。現在は専業主婦のため無料版(ChatGPT、Gemini、Copilot)に大いに助けてもらっております。ありがたいことです。でですね、生成AI使ってます!と魂のシャウトは当初からしていたんですが利用区分の壁に激突しました。脳内会議をしてその様子をいつものように音声入力で入れて三つのAIに校閲してもらいChatGPTに構成を作ってもらいました。
「六月九日に設定画面を見る」
「作品を一つずつ確認する」
「AI不使用」
「AI補助的利用」
「AI間接利用」
「AI直接使用」
「近い箱に入れる」
「わからないものは保留」
「追加Q&Aを待つ」の文章はChatGPTに生成してもらったそのままをコピペしました、これでこの短編小説は【AI直接使用】になります。あらすじも書いてもらいました。今日も四時に目が覚めて四十歳なのにどんどんおばあちゃんみたいな朝の目覚めになってきています。台風が来ている間は術後に麻痺した胸と腕がズンズン痛くて義母にキャラメルマキアートの素を三個もらえました。毎回思うんですが前書きと後書きって何を書いていい所なんでしょう?小説を書き始めて二か月が経ちました、書くって楽しいですね。二十歳から小説家になろう様を利用しています、運営様今後ともどうぞよろしくお願いいたします。また、私の理解は間違っていることもあります、その時は看護師時代のように二重線を引いて修正をかけてインシデントまたはアクシデントレポートを書いたように掲載いたします。記録の改ざんは裁判問題の世界にいましたので、その感覚がまだ抜けません。職業あるあるですね。




