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転生者達がいく異世界学園  作者: ルセイ
第一章 転生者達
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7話 学園到着

「・・・ここがエルドラ王立学園・・・」


目の前にあるのは大きな建物が見えるところ

エルドラ王立学園

俺、ユア・オルトバルト

ミナス・オルトバルトの婚約者であり、夫である

はい、つい最近結婚しました

驚く方もおられると思いますがこの国の成人年齢は15歳

なら、結婚できる年齢は18歳だと思っていました

ですが、学園の方針ーいや、間違った間違った・・・エルドラ王国は15歳から結婚することが可能になっている

成人してから結婚をするのが決まりというか成人年齢になったら結婚できるのは前世でもあったがこれは高校卒業とかそういうものかと思っていた

卒業したら成人扱いする日本とは違って学生が結婚することは可能なんだと

変わっているなと思ったけど前世の記憶を持っている人なんていないだろうし

どうしましようかとなったしも仕方ないよね


そんなこんだで俺はミナスさんと結婚した

童貞が卒業したのかと言われるとどうなんだろう

やってはいないんだよね

え?結婚初夜でやらなかったのかって?

いやいや、そんな勇気があると思う?

ヘタレって言われても仕方ないだろ

高校生だったんだぞ前世

いくら何でも勇気があっても無理なんだわ

魔物に対して勇気を持って倒すことと童貞卒業は違うだろ


まあ、ミナスさんからなんかすごい目で見られてましたが・・・

俺にどうしろと言うんだよ全く・・・


「旦那様、どうしたのですか?」


ミナスさんが俺の顔を見る

顔色が悪いとかないが心配している

これは俺のせいだな

心配かけてしまったし


「うっううん、だっ大丈夫だよ。確か俺達は検査?ってやつやるんだよね」


「はい!この学園は実力主義なので強さを測るために実力測定をやります。入学式は決まった時に発表されるのでクラス発表は午後になりますね」


実力主義を掲げている学園ってことか

何やら面倒なことにならないように祈らないといけないね

数分話していると実力測定の開始すると言われたので俺達は歩いた



学園の校庭


「ええ、今から魔力測定をやらせてもらいます。魔力量の測定についてはこの機械で行われます。測定限界は9999までですので問題ありません。魔力量が多ければ多いほど評価が高くなりますので参考になるでしょう」


大きめの機械が10箇所ある

生徒の数を見ると大体・・・200から300人くらい

前世で通っていた高校の1学年の数とあまり変わらない

貴族だけではなく、平民も通うことができるとか何やら聞いていたけどそれなりに多くいるんだね


「ええ、エルガー・アルスマス」


「ふっ、この俺の力を見せることになってしまったな」


何を言っているのか分からないけどそれは終わってから言うべき言葉じゃないかな?


「はあ!!!」


機械にある手を置く場所に手を置いて魔力量を測る

一般人の場合100が平均、この学園の魔力量の平均はどれくらいなのか


「ええ・・・98ですね。平均魔力量とは大差はないので普通クラスになりますね」


「ふっ、やはり俺はすごかったようだ」


・・・・・・


「ねえ、ミナスさん」


ミナスさんに声をかけて聞いてみよう


「はい、なんでしょうか。旦那様」


「・・・この学園の入学時の生徒の魔力量平均ってどれくらいか知ってる?」


知りたいことを伝えると何を言いたいのか分かったような顔をする

よし!伝わった!


「平均は大体・・・150くらいです。一般人より少し多いくらいですが普通はそれくらいですね」


・・・その場合、俺やばくないか?

俺のステータスはカンストしているし・・・

うわっ入学式早々目立つことになるよこれ・・・


「ええーーー」


「はい!」


次々と魔力測定された

少ない人は50くらい

多い人で300超えってところ

魔法使いで有名な貴族はそれくらいだけど俺は魔法使い貴族の33倍以上の魔力量がある・・・不味くね?


「・・・俺かなり目立つよね?」


「ええ!旦那様なら大丈夫ですよ!学園1位になっても不思議ではありません」


それはちょっとアレなんだよな・・・

俺は国の最終兵器として扱われそうだし・・・

それは嫌だな

でも、お義父さんがなんとかしてくれる可能性があるかもしれない

まあ、何かあった時は頼ってくれと言われているから遠慮なく、相談しようかな


「次は・・・デミロード・アンドレア」


「うむ、我の出番か」


おっともう半分くらい終わっているのか

早く進むな・・・周りを見たら次々と他の検査を受けに移動しているし


「これでいいのですか?」


「はい、魔力を込めてください」


「魔力を・・・なるほど、分かりました」


結果は


「680・・・平均の4倍近くですね。1番高いクラスに行けるくらいの素質はありますよ」


「うむ、これくらいか」


他の生徒と比べて多いな

あの人他の生徒とは違う何かを感じる

俺と同じ何かを・・・なんだっけな?

分からないけどそう言うのが感じると本能が訴えている

さて、俺の出番はいつになるかな?


「旦那様、大丈夫ですか?」


「ああ、大丈夫・・・そろそろ、出番が来るんだけどまだみたいだから少し話そうか」


「はい!ではーーー」


出番が来るまで俺達は最近のことを話した

次回は2月13日12時投稿予定

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