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転生者達がいく異世界学園  作者: ルセイ
第一章 転生者達
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6話 5人の転生者 メイル

空は青く、僕に見える広がる青空はいつものように変わらない

僕が住んでいる地域は晴れが多い地域ではない

分かりやすく言えば雲の日が多い地域

雨が多く、米が育てやすい地域ってこと

今日は雲なく、綺麗に見える青空を見ている

僕の名前はメイル・ソード

剣聖と呼ばれる剣士の最高位の一つの地位を代々輩出してきた家系

剣聖というのは性別関係なく、神から贈られた贈り物であるギフト『剣聖』を手に入れた者にしかなれない


剣聖は代々1代に1人しかいない

自分世代なら1人

子供世代なら1人

孫世代なら1人


必ず次期剣聖が生まれる仕組みになっている

条件としてソード子爵家の本家の血筋にしか生まれない

からなず剣聖の子供が剣聖として生まれることはない

剣聖の親兄弟や兄弟の子供から剣聖が生まれることはある

剣聖になった者は必ずソード家の当主になる義務があり、男性でも女性でも関係ない珍しい家系

この世界は男性が家の当主になることが当たり前の時代

数十年前の日本のような感じでも言おうか

女性の地位はかなり低いが僕は問題ということ

え?どうしてかって?

それはーーー



「お〜い、メイル!どこにいる〜お姉ちゃんが来たわよ〜・・・もう〜どこにいるのよ・・・私が探しても見つからないなんて・・・どうしましょうか」


青色の髪を持つ女性はある人を探していた

姉として探しているが中々見つけることができない

どこにいるのか探しても大きな屋敷から特定の人を見つけることは簡単ではない

それが大変であり、部屋が多い屋敷なので1つ1つ、部屋を見て探す必要があるのが彼女にとって大変なこと

クローゼットやベットの中か下か、調理室なのか人が隠れられる場所を探しても見つからない

外にいるのかな?と思っているが屋敷の外は厳重に監視をされている

警備員が何人もいるので簡単に逃げられないが魔法を使用されたら逃げることは可能

魔法で逃げたのでは?と思うが町に逃げている可能性があるのですでに何人かの使用人達が動いて町に行っている

まだ、見つかっていないのは分かっている

見つかったなら当主である父に伝えられるから

父も探すのに参加をしている


探している相手はメイル

彼女の妹で次期当主&次期剣聖

才能は過去の剣聖の中でトップクラスにあり、強さはすでに現時点剣聖と名乗っているソード子爵家当主である彼女達の父親を越えている

恐ろしく高い才能を持っている人物

才能を生まれながら高く、歴代の剣聖の中でトップクラスと言われている彼女

今日は彼女から今日から通うエルドラ王国の王立学園に通う日

彼女は学園に行きたくないのかいつものようにどこかに出かけているのかどこにも居ない

いつもなら問題ないが今日は大事な日であり、早く行かないといけない

王都にいるとはいえ、入学式に遅刻してしまうことになる

それだけは阻止しないといけないと多くの使用人達も動いているのだ

自分達の普段の仕事よりも優先するべきことを


「見つからないわね・・・もしかしたらもう学園にいるんじゃないかしら?」


屋敷で探して1時間近く

もう学園内に居ないといけない時間になっているが探しても見つからない

どこに差がそうも見つからないのでもう学園にいるのではないかと思ってしまう

そんな都合のいいことがあるわけがないと思うがこういう時にもうその場所にいることが過去に何度かあったので期待していた

本当にいるのかは謎だが・・・

期待するだけ無駄かもしれないが期待しないともう間に合わない

彼女は妹を探すのを諦めて走って学園に向かった




「はあ・・・はあ・・・ようやく見つけたわよ・・・メイル」


「ん?あっようやく来たんだ。姉さん」


場所を移って王立学園

エルドラ王立学園のとある廊下で1時間探していた人、剣聖メイルをようやく見つけた

自身の妹である彼女を見つけられたのは良かったこと

願望だったがやはり、学園にいた


「姉さん。お疲れ様」


「誰のせいなのか分かっているかしら?」


「ん?僕のせいかい?母には先に行くと伝えているはずだよ?」


「・・・・・・」


彼女達の母親がメイルを探していたのか思い出すと探さずに学園に向かうことを告げられていた

しかし、すでにメイルが向かっていて学園にいることやすでに外出していることは聞いていない

もしかしたら母はわざと伝えていない可能性があった

ということは自分達がやっていた1時間が無駄になってしまったということになる


「大丈夫かい?僕が姉さんの教室まで送るから」


姉の顎を触り、耳元で囁くメイル


「えっ・・・いや・・・そっそっそれは大丈夫だから・・・」


顔を赤くして動揺している


「駄目だよ。無理をしたら・・・ほら、僕と一緒に行こう」


「はい・・・」


顔から蒸気が出る

そんな2人の会話を聞いていた周りの人達も赤くなっている


彼女の名前はメイル・ソード

ソード子爵次期当主であり、現当主ー現剣聖を超える実力者

または転生者

5人目の転生者

前世は男で今世は女という他の転生者とは違うところがあるがかなり満喫している


(くくっ・・・姉と一緒に連れて行っても何も問題ない。女性の更衣室に入っても問題ないからね〜これから何をしても同姓だからと理由で問題を解決できる。素晴らしいことだな本当)


見た目はイケメン系女子高校生中身は変態男子高校生

彼女?の人生はまだまだ始まったばかりだ

次回2月13日7時投稿予定

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