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転生者達がいく異世界学園  作者: ルセイ
第一章 転生者達
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5話 5人の転生者 アイナ&ゼロ2

クフフ・・・フハハ!俺参上!

俺の名はゼロ・エルドラ

エルドラ王国第一王子に転生した元日本人!

俺の趣味は兵器製造と思われている婚約者とともに暮らしている

兵器製造と聖女から言われている俺であるが問題ねえ

俺が作っているのは前世では見たことがない武器を作ること

どうしてそんなことをするのか

よくよく考えてくれないか?皆の衆

異世界というのは魔法というのが存在しているファンタジー

ファンタジーというか異世界ファンタジーだ

よくある漫画とか小説の展開で魔法を使って犯罪を犯すような組織が現れる

そのために自分の身を守るために必要な物が必要だ

そう!俺が選択したのは武器だ

この世界では見たことない武器で自分の身を守る

魔法でなんとかしようとしてもこの世には魔法の才能が溢れている人間もいてもおかしくないということで兵器というか自衛用の武器を開発している

誰かの助けではなく、自分で製造している

俺が異世界に来て獲得したギフトやらがあるらしく、それが『望んだ兵器を作る能力』

言えば勝手に武器を作ってくれるという能力であるってことだ

これによって俺は欲しい武器を獲得しているってわけだ

ただ、この力には条件があり、素材が必要であること

魔法で作るか鉱山から取ってくるのか

これを活用できるのが王族ー次期国王の地位だ

これによって俺の自衛力はとてつもなく、高くなった

現在、俺が持っているのは


・指輪型拳銃

・指輪型盾

・魔法返しサングラス

・手動式転移ピアス

・自動殺気感知ピアス

・玉形の穴入り腕輪

の6つ

常に身につけている物だ

サングラスに関しては普段身に付けているわけではないが最低でもこの5つは常に持っている

ポケットなどに入れているのは


・自動結界型手帳

・魔法封じ小さいスプレー

・手動発動魔力感知の玉

・自動透明防御結界の玉

・炎魔法自動発動の玉

・水魔法自動発動の玉

・風魔法自動発動の玉

・雷魔法自動発動の玉

・土魔法自動発動の玉

と多種多様な物を所持している


意外に兵器を持っていないんだなって?

言わせてもらうが外に出かけている時にアサルトライフルを持ち歩くか?

アメリカでもそんなことをしないだろ

拳銃へと形を変える指輪と魔法を使用できる自動発動の玉などを持っていることで俺の身を守れるようにしている

過保護かと思うがそれほど自分を大切にしているってわけだぜ

お前らが想像しているような国王の家族の生活をしているように思うが意外に命を狙われやすい

どうも最近はそういうのがない

父上に聞いたら


「そりゃ、お主が恐ろしい物を作ってあるからじゃろ」


「おいおい、あんな可愛いくらいの威力しかないやつらを恐ろしい物だと?」


「・・・お主は何を考えておるんじゃ?我が息子よ・・・儂はお主が怖いわ」


「30代の親父が何を言っているんだ?怖いなんぞこんくらい可愛いものだろ」


「・・・・・・今時の子供は息子のような人がいるものか?いやいや、そんなわけがないじゃろ、我が息子ゼロよ。少しは環境に優しいものでも作るのじゃ」


「森林伐採している国と比べたら可愛いもんだわ。それにそんなの魔法でどうにかなるから特に心配はねえよ」


「環境破壊でもやろうとしておるんか・・・ゼロよ」


「やるつもりはねえよ。広範囲破壊兵器なんて作ってもねえんだわ。それに俺しか使えないようにしておる。他に使える人は俺の嫁くらいだ」


俺の婚約者であるアイナ

9年くらい一緒にしたら自然に惚れてしまった

これが幼馴染に初恋を奪われる系の主人公の立場かって今世でようやく理解できた

前世では幼馴染に恋する都合のいい展開なんてなかったからな

無理もねえだろ?

そんな都合のいいことが起きるわけがないだろ


ってところで父上と話す機会もあって俺は王立学園に通うことになった

そういう話っていうのは事前に婚約者にも話すべきこと

それを話すと驚いていた


「・・・少女漫画みたいな展開だね。私、NTRが起きるかもしれないですね」


「辞めてくれ。それを聞かされる俺の身になってくれ」


その話的に俺が浮気をして婚約者との婚約破棄、人生エンドになるような展開になるんじゃねえか

そんなこと体験したくねえよ


「そんな展開が簡単に・・・漫画みたいなことが起きることじゃないから・・・・ですが




浮気したら殺しますよ。ふふっ・・・浮気したら分かりますよね?」


とんでもない殺気と目が笑っていない笑顔をするアイナに恐怖を覚えた

これはアレだ

ヤンデレに近いタイプのヒロインだ・・・ふむ、これは俺の身が危ないな

聖女となると聖なる魔法とか使用してくるから対策用武器とか用意しておこうかな・・・


「浮気しない!俺を何だと思っているんだ?9年も付き合いがあれば俺がそんなことをするような人ではないと分かるだろ?」


「分かりませんよ?そう言うことが起きるかもしれないという可能性がありますから。私がしっかり貴方様をお守りしますので」


「俺守られる側ですか・・・」


俺一応、兵器開発している王子だぞ?

守られる側なの?

大人から守ってもらうとか使用人から守ってもらうならまだしも婚約者から守られることある?

皆に聞こう

こう言う展開はあるのですか?



こうしてゼロとアイナは王立学園に通うことになる

人生に大きな変化を与えることになる未来が来るが彼らはまだ知らない

次回2月13日0時投稿予定

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