表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生者達がいく異世界学園  作者: ルセイ
第一章 転生者達
4/31

4話 5人の転生者 アイナ&ゼロ

皆様こんにちは

私の名前はアイナ

国の聖女としてこの国を守る存在として現在、国の次期王子様と一緒にいます


「ギャハハ!!素晴らしい!素晴らしい爆発だとは思わないのかね!フハハ!!」


爆発が起きて王城の庭が燃えています

どう言うことか理解できない方もいますでしょう

爆発が起きているのは事実でございます


「何をされているのですか・・・今度はロケットランチャーでもお使用されたのですか?」


金色の輝く髪を持つ王族の服を着ておられる方、ゼロ・エルドラ

エルドラ王国第一王子として私の婚約者です


「ふっ違うな。今のは小型ドローンに爆弾を搭載した爆弾付きドローンだ。やはり、我が兵器製造は世界一ィィィ!!!ヒャハハハ!」


もう怖いです

この方は現国王の後継者として育ててられていますが兵器製造を趣味とする怖い方です

世界を滅ぼすのかと思うほど兵器を製造しています


「下品な笑いはおやめてください」


「ダニ!?・・・仕方ない。今はやめよう。またやるがな」


「次やらないようにするのが大事なのですよ?」


「ふっアイナ。お前は人を簡単に変えられるような存在だと思っているのか?残念だな、人が簡単に変えられるような存在ではない、環境で変えてしまうこともあろうが根本的なところまでは変えられない」


一丁前なことを言いますが変えるつもりはないと言っているようなものなんです

こんなやり取りが何年も続いているわけですが・・・もう諦めました

それでも聖女としてやらなければならないと言うことに・・・はあ〜

彼ーゼロ王子は癖の強い人で同じ転生者

転生者?と思う方もおられるでしょう

私"達"は転生者です

それを知ったのは約10年前の話




当時、6歳の頃


私は聖女として選ばれました

聖女とは王族を守るための神から選ばれた者と言われています

これは昔の文献からあった物ですが私はその聖女として選ばれました

聖女は王族の人間と婚約して結婚をする義務があると教会の人から言われた時は驚きました

強制的に結婚を決められたからです

私は前世、日本人で自由恋愛だったのでふざけるなと思いましたね

少女漫画みたいな世界っていいねと思うけど私は少年漫画愛読者なのでふざけるなと思った印象は大きかったです


「はあ?俺の婚約者〜?しかも平民かよ。それでいいんだ〜この国って身分に敏感なところがあると思ったわ」


「・・・・・・」


それが彼との初対面の時の初めての言葉

私は平民生まれ

彼は次期国王として育ててられている第一王子

平民だから残念なのか別にいいのか

らしくないことに驚いているようには見えない


「何も言わないのかよ・・・はあ〜っで?父上、その子が俺のか婚約者ってどう言うことなんだよ?」


私の近くにいる国王のような服を着ている男性に言う王子


「彼女は聖女だ。聖女は代々王族の妻として結婚を決められる。お前が彼女と結婚することになったと言うことだ。今はお互い若いからな、婚約の形になっているのだ」


「・・・それを俺にね〜父上じゃないんだ」


「儂はロリコンじゃない」


ロリコンって言葉を今世で聞くことになるなんてね

流石の私でも父と変わらない歳の人と結婚は嫌

年齢差があっても問題ないがいるけど私はそう言う分類の人じゃないからお断り


「ロリコンじゃねえんだな。見直したぜ父上」


「見直すところおかしいじゃろ。まるで儂が元々ロリコンみたいな風に言うんじゃない」


「ハイハイ〜っで?その子を俺の部屋にでも送るわけ?嫌なんだけど・・・」


「・・・そうしよう」


え?


「はあ!?息子の部屋に婚約者を入れるとかどんな神経してんだよ!いくらなんでもそれはねえだろ!?」


「・・・流石にそれは・・・」


私と王子は抗議すると王様は


「決定じゃ、息子が婚約者と寝るとか面白いからな〜」


「ふざけるな。あんたがやりたいだけだろ。子供を巻き込むな」


「失礼じゃな、儂は王様じゃぞ?これくらい面白いことをして何が悪いのじゃ?」


なんだろう・・・親子関係は悪くないように見えるけど思ったより王様が自由にやっている方って分かる

王子は苦労人って感じ


「儂が決定したのじゃ。お主にはやってもらう」


「20代の人が何を一丁前に格好つけてんだよ」


「関係ないじゃろ」


よく王様の顔を見ると20代前半の人と見える

それに反して言葉が儂とか言っているけど似合っていない


「まあ、愛息子と聖女が婚約したんじゃお主らの好きにしていいぞ。子供がすぐに生まれてもな」


『!?』


流石にそれはないと思うけど・・・



それから数日過ぎた

私はゼロ王子の部屋で一緒に寝ることになって寝ると私と王子は寝相が悪く、ベットから落ちていたのは恥ずかしい話


「頭痛え・・・頭から落ちたなこれ・・・」


「私は何ともないですね」


「ベットから落ちて何で元気いっぱいなんだよ・・・ったく、同じ転生者なのにこんなに差が生まれるもんかね〜」


彼は転生者であることを私に言った

そう、彼も同じ転生者

私が転生者と当てて自分も転生者であるというカミングアウト


私達は転生者であったことを知った時、私達は驚いた

当然の話だと思うけどまさか婚約者まで転生者なんて思わなかったわ

次回2月12日18時投稿予定

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ