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転生者達がいく異世界学園  作者: ルセイ
学園始まり始まり1日目
23/31

23話 勉強はクソということです

次の日


今日から始まる授業

と言ってもそんなに授業は進まないだろう

俺の名前はユア・オルトバルト

ミナス・オルトバルトの夫でエルドラ王国の御三家の一つオルトバルト公爵家の婿入りの冒険者とでも言おうか

なんともないわけではなく、今世初の学園

前世は学校だったから学園は初めてなのかな?

学園に入学するのは初めてだし、今世で教育機関に行くのも昨日で初めてだ

今世は1位と首席を取れた

勉強で1位ではなく、力とかで1位だから勉強面で首席になったわけではない

それくらいは皆も分かる話だろう

転生者は俺を含めて5人

大学生で転生した人もいる

俺よりも勉強をしている人だっているのだから俺が首席を取れるのかと言われたら無理かも

まあ、この世界の高等部の勉強難易度は前世の日本の高校と比べて簡単だし

そうだな・・・分かりやすく言えばエルドラ王立学園の1年生が習う勉強は日本の中学1年生がやっている範囲

前世、高校生だった俺からしたら簡単だが忘れているところもところどころあるから自身はあると言っても忘れているところもあるから無理だね

英語の授業がこの世界にないからそれに関してはマジで楽

でも、社会の授業は前世と違うから社会については自信はないって感じ

数学は大丈夫だろう

理科はどうだろう?

理科と魔法学とあるかもしれない

まあ、授業をやってみていないから判断できないけど

自信があるのは数学

国語に関しては分からない

日本語をやるわけじゃないからな

この世界の文字は日本語

言語理解のおかげで日本語に表示されているだけだったらやばいけど

国語はあるのかと言われたらないだろう

それに関しては魔法学の一つの授業になりそう

魔法陣とかそう言う分野に言語の勉強をされるかもしれない

不確定すぎて分からない

まあ、魔法学については大丈夫だろう

最上位魔法を使用することができる俺なら大丈夫だと思う

あやふやなのは学園の図書室とか王都の図書館にしかない特別な魔法があったりする

それを学ぶ機会があるのはいいことだが俺は勉強は嫌いだ

日本の勉強って大変じゃん

俺勉強嫌いなんだよね

逆に勉強好きって人はいるのだろうか?

いるだろうな世界って広いし

勉強はクソ

魔法でなんとかできるとしても地頭ではどうにもならない

魔法で解決するなんて甘いからね

そんな文句を言っている場合じゃないか

さて、教室に行こうか



「よお、デミロード。結婚おめでとう」


教室ににて俺は昨日結婚したデミロードに祝福をする


「ああ・・・ありがとうな。結婚してまだ2日目だがなんとか・・・っておい、メイル・・・何をしているんだ」


デミロードに抱きついているメイルに文句を言うデミロード

結婚したての新婚夫婦はイチャイチャしている

したてというか昨日結婚したばかり

突然の結婚に驚く人もたくさんいるほどの早い結婚であったので結婚おめでとうと言うのが次の日になってしまっていた

無理もないことだ

結婚するのが早すぎる

まあ、俺も似たようなことがあったけどね

2人に関しては一気に結婚へと進んだ

何か前世から因縁というか関わりがあったようだ

中身が男で貴方メイルがデミロードにメロメロになっている

重い感情をデミロードにやっているということか

大変だな

俺に似たようなところがデミロードにはある

既視感があると言うかなんかね・・・


「デミロードさん、メイルさん。結婚おめでとうございます」


「ああ・・・ありがとうございます、ミナス・・・クラスメイトだからさん付けしなくていいぞ。年は同じだからさん付けはいい。クラスメイトというか・・・同じ立場として言うのは烏滸がましいな。立場上、あなたの方が高いので」


「ええ、そうね。公爵家の令嬢にさん付けされると次期子爵の当主である僕からしたらなんて言うか・・・そうね、立場を弁えないといけないわ。子爵と公爵ではあまりにも差があるからね」


エルドラ王国の御三家と言われているオルトバルト公爵家を相手にさん付けするのは普通らしい

貴族社会は本当に面倒なんだなと改めて分かることだが・・・ここまてとは

よく漫画で見るが貴族の爵位は大きく社会に影響する

高い地位を持つ者と低い地位を持っている者では与えられる環境が変わる

平民であった俺が言えることは貴族と平民の生活は大きく異なっている

そりゃ、権力者一族の人間と権力なんてない一族の人間と比べると違いが大きくあるなんて分かること


「この学園は身分で評価するわけではない」


王子はそう言った


「あくまで実力主義。身分の関係で敬称をつけないといけないわけではないよ」


「ええ、これは王族が決めたことです。貴族では決めることができないことですから」


聖女までもか


「それはいいとして・・・結婚おめでとう、デミロード、メイルよ。ゼロ・エルドラとして・・・王族の代表として祝福しよう」


『ありがとうございます』


と話している俺達

2人の結婚を祝福


「学園入学式の日に結婚するとはな」


「異例じゃねえみたいだぞ?過去をあわせると5件目だってさ。まあ、その前に婚約しているから結婚を学生になった日にしましたってところが多いがな」


キョウとレンの会話が聞こえる

2人が初めてじゃないんだな

過去の学生を合わせて5組目か・・・入学式に結婚するのって意外に多いかと思っていたがそう言うわけではないってことか

へえ〜と俺は思った

次回24話 2月18日15時投稿予定

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