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転生者達がいく異世界学園  作者: ルセイ
第一章 転生者達
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2話 5人の転生者 ユア ぱーと2

魔王クラスの魔物が生息するこの森の奥にある草原で悲鳴を聞こえた先へ走って向かう

悲鳴が聞こえたと言うことはこの草原か森に人間があると言うこと

普通の人間でもーいや、冒険者ですら行かないここで一般人が来れるわけがない

なら、俺と同じく、この森で冒険している人となるがそんなわけがない

ならば、悲鳴を出した方は迷い込んだ人

助けないとまずい

この森は魔王クラスがうじゃうじゃいるようなところだ

そんなところに一般人がいるとしたらすぐに殺されてしまう

そんな危険な森にどうした人が迷い込んでいるのか分からん

走って見えた先にいるのは巨大な体を持つ黒き怪物と貴族が着るような服を着ている黒髪の女性がいた

おいおい、こんなところになんで人がいるんだよ

しかもお金持ちの子供かよ!?

いや、そんな年変わらないな俺と

そんなことを言っている場合じゃない

俺みたいに魔物を倒したステータスを上げている仲間かなんて思ったがそんなわけがない

今は助けるのみーってこいつ、女性を殴ろうとしているな!

そんなのを見逃すわけがないだろ


「やらさねえよ」


悪いが1撃で決めさせてもらう


「ユアキック!」


蹴りで一撃、巨大な魔物は一撃で倒された

体を貫通させる俺の一撃によって絶命したのだ

こんなところか


「ふっ・・・俺の勝ちか。圧勝圧勝」


勝負の土台にも座れなかったなこの化け物

横にいる女性を見てそう呟いたのであった

さて、怪我はないようだし、この子を連れて街に戻るとしよう


「大丈夫ですか?お嬢さん」


声をかけるとうんの頷く

返事はできるようだが・・・何やら顔をが赤い

どうしたんだろうか?


「あっありがとうございます・・・あなたは一体・・・お名前を聞かせてくれませんか?」


む?俺の名前?


「大した名前ではないが・・・俺の名前はユア。近くの街にいるただの少年だ。さて、お嬢さん、どうしてここに?この森は危ないと領主様・・・いえ、この国で立ち入り禁止になっているはずですが?」


どうしてこんな危険な森にいるのか

戦闘をしたことがないような子供・・・いや、俺とほぼ変わらないくらいの年頃だからなんとも言えないな

さて、彼女がどうしてここに来ているのか尋ねると答えてくれた


「この森にある聖なる花があると噂で聞いたのです。父の病を治すために・・・」


なるほど、そういうことか

確かにこの森はどんな病でも治せると言われている花が存在していると言い伝えがある

そのために入ってきたということは納得できる

そうだな・・・どうしようか

このまま別のところに移行も1人にさせたらまた襲う魔物が現れるだろう

いや、だろうどころの話じゃねえけど

そうだ!俺はそういうのを持っているから渡せばいいんだ!


「そうですか・・・これのことですか?」


花を出すと女性は頷く


「・・・どうしてその花を持っておられるんですか?」


「ん?簡単な話だ、俺はこの森の中で魔物を倒しているからだ」


「!そんな危険なことをしていたのですか!?」


驚いた顔を見せる彼女

まあ、普通じゃあり得ないからな無理もない

でもなぁ・・・現実はそう起きているのだし


「俺がこうして持っているのは事実だろう?」


「・・・そうですね。本当に貰ってもいいのですか?これはかなりな物なんですよ」


まあ、伝説の花とか呼ばれているからな

でも、いくつか持っているから問題ない


無問題(モーモンダイ)大丈夫ですよ俺はまだ持っているので」


笑顔で返すと受け取ってくれた

さて、帰りは


「それではここから離れましょう。危険なので」


こうして俺は女性を転移魔法で街の中に送った

やれやれ、今日は人に会うとはな




ってな感じがあったな

あの時の・・・ん?と言うことは俺は領主様を助けたと言うこと!?

ええ!?

わ〜お・・・オンマイガー


「あの時の・・・まさか、父って・・・」


いや、考えたは考えたがたまたまかもしれない

しかし、噂では当主は病に侵されていたとかなんやら聞いたことがある

しかし、最近元気になったと父から聞いた

まさか・・・まさか


「ああ、あの時の私は病に侵されてね。君のおかげで私も娘も助かったんだ。本当にありがとう」


お礼を言われた

まさかこんな奇妙な運命になるとは・・・


「はい!本当にありがとうございます!!」


2人から言われるとは・・・となると今回は助けてくれた礼で俺を王立学園に通わせるようにしたと言うところか


「いえ・・・別に大したことじゃないですよ」


大したことじゃない

あの魔物は強いが強いが大したことがないやつだし


「君が倒してくれたのはこの国の災害と呼ばれたディザスターローグ。奴は国を滅ぼす悪の化身と呼ばれた怪物なんだよ。一撃で倒したと言われた時は驚いたよ」


あの魔物ってそんなにやばいのか

よくよく考えるとあの森は魔王クラスの魔物があるところだからな・・・そう言う化け物がいてもおかしくないのか


「そうですか・・・アレが・・・」


一撃で倒したのは不味かったりしたのかあいつは


「ふっ君が倒してくれたおかげで国を救ってくれたのだ。本来ならば君を英雄として王国に連れて行かれるのだが奴を倒したのは私を含めた少数人しかいない。まだ報告はしていないからね。君を王立学園に通わせようとしたのは私達を救ってくれた礼なのだよ」


なるほどなるほど、そう言うことか

ってことは褒美ってやつ?

それが王立学園に通わせることにしてはなんか妙な感じがするんだが・・・


「それが褒美であると?」


「いや、それだけじゃないよ」


「?」


それだけじゃない?

まだあるってことか

例えばお金とか?

まあ、お金かな

その確率は大いに高いだろう

まあ、お金を貰っても俺それなりにお金を持っているからな〜いや、ここは素直に受け取ることだな

当主様が何を言うのか待つ

当主様からの言葉で俺は今世最大の驚愕をすることになる


「私の娘、ミナスと結婚してほしいんだ」


と衝撃な言葉を告げられた

・・・・・・

は?は?は?は?は?え?え?え?え?え?

なんて?

おいおい、聞き間違いじゃなよな?


「・・・・・・すみません。なんて?」


聞き間違いかな?


「ミナスと結婚してほしいんだ」


「・・・・・・それを平民と結婚していいことなんですか?」


おいおい、聞き間違いじゃないのかよ!?

結婚!?

婚約じゃなくて一気に吹っ飛んでいるぞ!?

婚約どころかどうしたらそうなる??


「・・・ミナスさんはそれでいいのですか?」


本人の意思ではなく、勝手なら流石に断る

勝手に決めたら怒るだろうし

しかし、本人は驚いていない様子

前から聞いていたからだろうか

しかし、当主様の言葉に頷いていた

なんで?


「はい!私はユア様と結婚しても大丈夫です!」


本人からも許可もらいました〜

突然嫁になりますと言われて反対するのかと思ったら反対しませんでしたね

ここまで大きくなったのは高校入試で第一希望に落ちて第二希望にギリギリ合格した以来だ

この高校生でも驚く話

って言っても前世と合計したら32歳のおっさんだからな

高校2年生である俺には緊張する話

うむ・・・どうしようかな・・・

断るとしても無理だろう

これは諦めるしかないよな

覚悟を決めないといけない


「・・・分かりました。ミナスさんと結婚します」


パァと輝く笑顔をするミナスさんは俺に抱きつく

こうして俺はオルトバルト家の婿養子になり、ユア・オルトバルトとなった

この後、俺は王立学園に通うことになり、友と呼べる存在が4人現れることになるが今の俺には知らないことだった



ある日の夜


「ふふっ・・・ようやく・・・一緒に居られる」


たくさんの写真がある部屋でまた写真を貼るある女性

彼女の部屋にあるのはある男の写真

銀髪の男ーユア

彼が写っているのだ

いつの間にか短期間の間で大量の写真を所持していた

それはどうしてか・・・


「探すのがなかなか時間がかかったけどこれでようやく、夫婦としていられる・・・これからもゼロから愛しますよ旦那様・・・」


黒髪の女性ーミナスはふふっと怖い笑顔を見せる

実は彼女はユアに一目惚れをしたのだ

御伽話や歴史に登場するような怪物を自分から救ってくれた英雄に

一目惚れをした彼女は絶対に見つけると探していたのだ

自分の夫にして会が実るために



これから転生者の1人ユア

彼の暮らしは愛の重い女性、ミナスとの学園生活を送ることになる


「これからも・・・これからも・・・貴方をずっと愛しますから・・・永遠に一緒に居ましょう」


ずっとずっと・・・彼女はユアが逃げないように考える

全てはユアのために・・・・・・


うん、怖いわこの子by作者

次回2月12日12時投稿予定

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