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転生者達がいく異世界学園  作者: ルセイ
第一章 転生者達
15/31

15話 勇者参上

先生が来るまでの時間は俺の嫁、ミナスとクラスメイトであるレンと話していた

中々来なかったがようやく、中年男性・・・ん?違った、20代後半の若い先生が来た

この人どこかで見たことがあるような気がする

ん?ん?

なぜこの人が?


「・・・マジか。なんでいるんや」


サングラスを掛けていたレンは驚愕して外していた

いつの間にサングラスをしていたんだよお前って思ったわ


「ワンダホー・・・なんで?」


「なんで?」


「・・・・・・」


「なんであんたは寝ているのよ」


何人かは反応をしていた

なんか変な反応を見せている人がいるようだが気のせいとしてどうして彼が来るのか俺でも分からなかった

いや、どう来てここにいるのか分からなかった

例外なく、俺もミナスも驚いていた

なんせ、現れた人は



「さて!皆さんこんにちは!僕の名前はリユ・バレンタイン!勇者をやっている者だ。これからよろしくね〜!イエイ!」


まさか現役の勇者様が来るとは思わないだろ



勇者


魔王に対抗するために人類を守る存在

剣聖や魔導王のような高い地位を持ち、世界に大きく影響を与える

勇者という存在は魔王を対抗するための切り札であり、最強の力を持っている存在と言われている

精霊の力とか勇者としての力とかたくさん話があるようだが俺はそこまで詳しくない

なんせ、数ヶ月前までは普通の冒険者だったから

容姿については噂とか写真で見たことがあるから間違えるわけがない

間違えたとしても分からなかったとしても周りの反応で只者ではないことが分かる

今は魔王が健在なので魔王討伐をするために旅を出ているのかと思っていたが・・・どうしてこの学園にいるんだ?

勇者というこの国の代表がこの学園にいてもおかしいと思うくらいには違和感があるが勇者が王立学園にいてもおかしくないかもしれない

勇者が学生と交流する機会はあるだろう

まあ、あってもこういう機会はないんだが・・・


ん?待て、そう言えば名前がバレンタインだったよな?

まさかなんだが・・・


「レン・・・お前の兄?」


俺は後ろの席にいるレンに声をかける

レンの名前はレン・バレンタイン

バレンタインということは苗字は同じ

分家の人の可能性があるし、もしかしたら違うかもしれないが・・・


「・・・・・・・・・ああ・・・兄だよ。異母兄弟だが・・・」


かなり遠い目をしている

やっぱり、兄か

異母兄弟なのか

見たら似ているように見えるが勇者の髪は金髪

それに対してレンは銀髪だ

母か父のどちらかが金髪の可能性があるが・・・まあ、わからん

分からなくてもいいか


「どうして勇者様がここに?ってきり、魔王退治に行っていると思いましたが・・・」


近くの席から声が聞こえる

その人の言葉に勇者は反応する


「僕は元々教員目指していたからね。これでも教員免許は取得しているよ。魔王退治については僕じゃなくて他の勇者に任せているからね。今は平和だけどいつその均衡が壊れてもおかしくないけど僕が国にいたらマシでしょ?まあ、僕は教員として活動しているってこと」


勇者が教員免許を取得しているなんて初耳なんだが?

勇者って教員なれるんだな

初めて知ったわ


「教員免許を持っているのは3年前かな?僕は元々教員になりたかったからね。勇者になったのは偶然だし」


「勇者の資格を覚醒してステータス10倍アップしているとか意味が分からないことをしているからなこの人」


さらりとすごいことをレンは暴露する

それを聞いた他の人達も驚愕していた

俺もだ

ステータス10倍増加ってなんだよ

勇者になっただけでそんなに上がるとかどうなっているんだよ

恐ろしいことを言わないでくれ


「・・・何故、このクラスに?まさかですが・・・」


何か想像して言葉を発している人が何かに気づく

何を考えているのか


「ねえ、ミナス。まさかだけど・・・こんなことある?」


俺も想像したがそんなことあるんっすか?


「・・・はい、旦那様が考えている通りかと」


「・・・・・・ミナス。今日はすごいね」


学園に入学して大きく生活が参加するとは思っていたがここまでとは

予想外だからの話ではないだろこれ

どうなっているんだ?この学園


「ああ、そうだね



このクラスの担任は僕だよ」


まさか・・・まさか、勇者が担任の先生になるとは・・・そんなことある?

魔王を倒した勇者がどこかの国の学校のクラスの担任になるって異世界漫画を読んだことがあるけどこんなことある?

いやいや・・・それは本当ですか・・・?


「さて、まずは名前を挙げていくから返事してね。ユア・オルトバルト」


「はい」


「メイル・ソード」


「はい」


「キョウ・スカーレット」


「はい」


「ゼロ・エンドラ」


「はい」


次々と返事される


「レン・バレンタイン」


「はい」


「ミナス・オルトバルト」


「はい」


「デミロード・アンドレア」


「はい」


「アイナ・エンドラ」


「はい」


「サクラ・ルーン」


「はい」


「アーサー・ユーライト」


「はい」


全員が返事をしたところで


「うむ、全員いるね。良かった良かった。さて、これからこの学園の一員になったところでクラスの仲を今日から深めていくことが今大事だね。これからよろしくね皆さん」

次回2月15日0時投稿予定

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