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転生者達がいく異世界学園  作者: ルセイ
第一章 転生者達
10/31

10話 実力検査

次に検査する場所へ移動した俺とミナスさん

次に測るのは・・・おや、もうやっている


「はあ!おりゃぁ!!!」


「ふん、まあまあかな」


「なっ!?」


木刀を持っている相手に対して簡単に制圧する試験官

なるほど、次の試験は実力検査か

確かに現時点の強さを知るのにはいい検査だ

魔力量が多くても扱えきれなかった意味がないように実力主義であるこの学園では必要な検査

強さをみせることでどのクラスに入るのか判断するのはいいことだ


「お前は4ランクってところか。次の検査は魔法発動の検査だ。ここは魔法なしで調べる検査であるからな、俺を倒せるまでとは流石に無理か」


煽っているようだがそりゃ、新入生が現役とは分からないけど何十年も戦闘をしている人と比べたら勝てないよ

何人かが襲っていくが簡単にやられてしまった


「お前は5ランク、お前は6ランク、次のお前は5ランクくらいか。ランク1が1番上だからな?お前らはもっと強くなれよ。そうじゃないとこの学園じゃ生き残れねえよ」


現実を教えているな

これはちょっと厄介な人というかまあ、悪いことを言っているわけじゃないんだな

学園の厳しさを教えることは必要な説明だから


「次は我1人でやらせてもらおう」


前に出てきたのは木刀を持っている男

さっき目立っていた人・・・確かデミロードだったかな


「あ?お前1人でいいのかよ。まあ、いいぜ。来いよ勇気のあるガキ」


戦闘開始となった

最初に動いたのは試験官

早いスピードで走って動かないデミロードに木刀を振る

こらはどうなるのかな


「!」


振った木刀は吹っ飛んでどこかへ飛んで行った

飛んでいかなかったのはデミロード

試験官は一瞬で木刀を飛ばされてしまった


「跳ね返したか」


わざと動かないようにしたことで隙を見せる

隙を狙ったからこそ、油断したんだろう

攻撃を流して木刀を飛ばし、現在は試験官の首近くに木刀を持つ


「さて、どうする?このまま気絶させてもいいぞ」


「・・・あ〜負けだ負けだ!!お前はランク1!評価は最高ランクだぜ」


試験官に勝利した

かなり強いなあの男

試験官もそれなりの実力者だが簡単に倒してしまうとは


「凄いね。あの人」


「小さい頃から剣術を扱っていたんじゃない?試験官を相手にそこまでやるとは思わなかったけどかなり強いよあの人」


本能で暴れる魔物と比べると間違いなく、彼の方が強い

流石にステータス3000超えの魔物と比べたらその魔物のほうが強いが10倍近くのステータスの差があっても彼が勝つだろうな


「ふむ・・・まあまあか。次は魔法検査?だったか行くとしようか」


彼は歩いて行ってどこかへ行った


「やれやれ・・・これで2人目か。剣聖お嬢さんにも負けたからな〜ったく・・・一部の生徒が異常なのはどこも同じか。さて」


デミロードによって飛ばされた木刀を拾って


「次は誰だ?早く来いよ」


参加していく生徒を次々と倒す

ランク3からランク6と分けられているがこれはどう言うこと?


「ねえ、ミナスさん。ランクで判断するの?クラスって」


聞いてみると首を振られた

おや、違ったようだ


「あくまで担当者の評価です。星1、星2、星3、星4、星5、星6と判断します。ランクと言っていますのでランク6が星6の評価かと思います」


なるほど星の数が少ないほど評価がいい

クラスは星何とかで決めているようだ

見たことがないクラスだな

Sクラスとかそう言うのかと思っていたよ

違うんだな


「へえ〜・・・Sとかそう言うのかと思っていたけどな・・・違うのか」


異世界だから仕方ないか

前世の世界のようなことが起こるのかと言われたら違うからな

常識が違うから無理もないか

日本の常識と他の国の常識が全然違うところがあるし

拳銃を所持することを禁止にしている日本は治安がいい国だったからな

拳銃を持っていなかったら身を守れない国だってある

平和な国に暮らしていたからかいざ異世界に転生したら違うところがたくさんあった

そりゃそうなるよなと俺は納得した


「次々と参加した人達やられていくな」


「何年も試験官をしていた方なので新入生の癖に気づいているからと思いますね」


「ふむ・・・・・・詳しすぎない?ミナスさん」


さっきから解説してくれるのはありがたいし、こっちとして助かっているけどあまりにも博識すぎない?

まあ、貴族の令嬢と平民じゃ知っている確かには差があるから無理もないけど・・・


「旦那様のためにたくさんの本を読みました。知りたいことを答えられるようになるために」


・・・うちの奥さんすごいわ

俺のためにここまでしてくれるなんて・・・泣いちゃうよ

俺のためにか・・・ここまで俺のことをよくしてくれるなんて家族しかいなかったな

いや、ミナスさんは俺の奥さんだから家族だな家族

結婚してからミナスさんのことを家族の一員として見ていたつもりなんだが・・・少し他人事のように距離感は慣れているよな

やっぱり、夫婦だからか?

いや、身分の差とかそう言うのかな

さん付けしていると他人事のように他の人が感じてもおかしくない

彼女が旦那様と読んでくれるのに俺はミナス"さん"だからな

よし、今日の帰りに言っているか

今は忙しいから後にするとして・・・

さて、いつ出番になるのか待とうか

次回2月14日0時投稿

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