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あがくほどの生きざま

作者: 秋葉竹






海辺の

夜の街で憶えた

縋り付きたいじぶんへのメッセージを

凍った電波に乗せて唄った



冷たい評価を刻んだ

数え切れない感想たちを棄てて

白兎が泣くのはたったひとりが怖いから


静かな波打ち際に唄声が流れている

水平線に朝日の昇る未来をみた



その時みたのは

『あがくほどの生きざま』がひとつで

海に揺蕩っている三千世界の命




限りある命が

ガラス細工の脆さ危うさをみせる朝

すべてを忘れながら

後悔する星ほど美しいと想う


もう二度と諦めないという

新生する幻の命を

この胸に燃やしつづけて

静かに笑っていたいそれだけでいい







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― 新着の感想 ―
[良い点] なんだか最近疲れてまして 危ういものがありました。 その危うさをしっかりと見つめるような詩に 何か貰えた気がします。 新生する幻の命 幻なのがまた、いい  はは。 二度と諦めないために …
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