表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

8/257

女性差別の国③

 私が気晴らしに裏路地を歩いていると誰かにつけられている事に気がついたのでわざと逃げる素振りを見せました。


 すると足音が着いててきたので追われている事が確定したのであえて袋小路に逃げ込みました。


 するとすぐさま武器を持った男達が私の目の間に現れる。


 それもいかつそうなのばかりいるので恐らくギルドにいた連中だろう。


「ヘッヘッヘッ...、嬢ちゃんそっちは行き止まりだよぉ?」


「...」


 私の退路を防ぐように大勢で道を埋めているのがタチが悪い。


「ギルドで見た時にガキだけどまあまあ顔はいいなと思ってなぁ...、どうだ? 俺たち全員とお茶でもしないか? ただし、明日の朝まで帰さないけどなぁ...」


 血気盛んな男どもが私の体を見て欲情したのか涎を垂らしているのが気持ち悪い。


「悪いけどあんたらみたいなのはタイプじゃない、他を当たって」


 と言う私の言葉が逆鱗に触れたのか、男は言いました。


「んだと!? 舐めやがって! 明日の朝までたっぷりと可愛がってやる!! お前ら全員で行くぞ!!」


(ガキだと思ってる相手1人に何人がかりだよ...)


 私は「はぁ...」っとため息を吐きながら大勢の男たちに向かって歩いていくのでした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ