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名刀【マサムネ】③

「【抜刀・7夜斬り】」


 彼の言葉とともに名刀による斬撃が私の全身を7回襲いました。


 まずは両の手を貫かれ、次に両足を切り裂かれる!


「がっ!!」


 私の苦しむ声を聞きながら次に体を2回斬りつけてから胸のあたりを突き刺して空中に体を持ち上げられた!


 私の血が徐々に奴の刀を伝って滴り落ちて行く感覚がよく分かる...。


「どうした? それで終わりか? ケロナ?」


 両手両足を切られても回復魔法を使い、怪我を治していく私でしたが...。


「隙だらけだ...、【抜刀・7夜斬り】」


 再び同じ箇所を7回切り裂かれて全身から鮮血を噴き出す私の体...。


(攻撃が速すぎて回復が間に合わない!)


 そう思った私は魔法で彼との距離を稼ごうとすると...。


「君の魔法でも僕は止まらないよ?」


 なんと、彼は平気な顔をして私の【ケロっとすぱ〜く☆】の中を歩いてきました!


(刀も魔法もダメ...、どうすればいいの?)


 私がそう考えた時に甘い声が囁かれる...。


『もうそろそろ僕達に代わりなよ...、少なくとも奴は倒せるよ?』


(黙りなさい...!)


『くすくす、無様ねぇ♡ 早く代わってよ♡ 私と彼がいれば目の前の男くらい消し去ってあげるよ?』


 2人の【次元龍】の甘言には乗らないようにしていた私にアポロはあの魔法を放ってくる!


「【強・閃光(ギガ・フレア)】!!」


 ガイラを吹き飛ばした閃光が再び走り去ろうとした瞬間にペリアが閃光の中に飛び込み全ての閃光を抑え込むのでした!

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