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道具購入

 私は中華料理店を後にすると、ハルトさんに聞いてみました。


「そう言えばこの辺で旅用の物を置いている店ってあるの? 弟子の体にあった寝袋を買っておいてあげないと、いつまでも布を2つ使って寝かせる訳にもいかないからね」


「旅用の寝袋か...、それなら良い店がある」


 流石に彼も冒険者だ。


 子持ちとは言え遠征用の道具を買い込むこともあるだろうし、良い店を知っているとは思っていたけれど、予想以上にいい買い物ができた。


 新品の火打ち石数個にミカの身長に合った寝袋。


 それ以外にも面白そうな物や実践的な物はしっかりと買い揃えておきました。


 釣竿なども一応買っておきましょうかね...。


 私は潜って捕まえればいいのだが、ミカにこれも覚えさせておけば魚を釣ってきてくれるようになるかもしれないからね。


 なんだかそう思うと要らない物もたっぷり買ってしまったような気がしますが、資金は潤沢にあるので買っておいて損はないでしょう。


 これも全てアイテム袋があるからこそできる芸当なので、どれだけこのアイテムが素晴らしいかを物語っているようですね!


「お会計が...46万ゴールドですね」


 店員さんも少々ひきつった顔をしているが、私は気にしない。


 買える内に必要な物を買っていなくて後で後悔する方がよっぽど嫌だからだ。


 その所為で誰かが死ぬ事になるかと思えば思うほど、私は金払いにケチをつけたくない。


 買った物を全てアイテム袋に入れ切るとアイナがつまらなそうにしていたので、そろそろ遊びましょうか。


 私は彼らと一緒に公園へと向かうのでした。

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