表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

218/257

弟子と師匠VS【聖帝】②

「よく来たな、ここが【大帝城】最後の砦空中階段、この先に【大帝】フリーズ=ディスティア様が鎮座されておられるが、貴様らがその姿を見ることはない!」


 彼の威圧に私は身震いしてしまいます!


(嘘でしょ!? 大帝以外にもこんな凄い奴がいるの!?)


 それにあちらこちらで凄まじい魔力のぶつかりあいが確認できる。


(...皆も戦っている、私だけが折れるわけにはいかない)


 私は静かに杖を目の前の男に向けました。


 すると彼は拍手をしながら私に対してこう呟きます。


「私を目の前にしても戦う意思を無くさないとは...、その心意気だけは誉めてやろう...、だがな、それは無謀だと言うものだ」


 彼の言葉が終わる前に先手必勝とばかりに魔法を連発します!


「ファイア!! アイス!! ウィンド!!」


 基本3属性を唱えた後に様々な魔法を浴びせかけました。


 そして止めは勿論!


「【私の物語(レイナ・エピソード)】!!」


 私の魔術最高の威力を放ちました。


 白く発光するほどの熱量が奴を包み込む!


「...」


 私は徐々になくなっていく閃光の中に彼の影を見ました。


「...嘘」


「嘘ではない、この【聖帝】ラグネル、この程度の魔法では倒れはせぬわ!」


 倒れなどころかダメージすら殆ど受けていません。


 私はすぐさま新たな魔法を唱えようとしましたが...。


「レイナ、待ちなさい」


 サラが私に手を向けながら呟くのでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ