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爆速レベルアップ!④

 私達が教会に着いてから現在のレベルを教えてもらう。


「ケロナのレベルは『1』じゃな、次のレベルアップに必要な経験値は...【5億7568万7813】じゃな」


(ふ〜ん...結構経験値たまってきたわね...、まあレベル上がらないから意味ないけど)


 私はもう慣れたのでそこまで露骨な反応はしませんが、やはり過剰に反応してしまう人が1人いました。


「ええ〜!? 師匠って本当にレベル1だったの!?」


 ミカが驚きの声をあげるので少しうざい。


「ほっとけ、そんな事よりあんたはどのくらいレベル上がったんだ?」


 上がらない自分のレベルの事よりミカのレベルの方が大切です。


 私が彼女に聞いてみると彼女は高らかに自分のレベルを宣言しました。


「聞いて驚かないでよ! 何と! レベル12からレベル46まで1日であがっちゃたんだよ!」


「ほ〜、約4倍じゃん、これならCランクの依頼くらい受けてこられるだろうから、明日からはCランクの仕事を高速で消化して回るぞ」


 私の言葉に顔を引きつらせている彼女はこう呟きました。


「高速で周回ってどのくらいの仕事を受けるつもりなの?」


 歯切れの悪い彼女に私は言いきる。


「えっ? この町のギルドのCランク依頼がなくなるまでだよ?」

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