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【六帝】とアポロ

「ケロナ、君がライファー様と共にこの場所にいると言うことは、君もこちら側に着くと言うことかい?」


 聞き覚えのある声に振り向いた私は彼の名前を呟きました。


「アポロ」


 私の言葉に彼は笑う。


「いやはや、君の帰るべき故郷を破壊した【眷属】達の親玉である【帝王】様達に屈してしまったのかい? まあ、僕も似たような存在であるからして強くは言えないけどね」


 アポロの言葉にライファー様が口を出す。


「おやおやおや、誰かと思えば【炎帝】直属の【眷属】じゃないか、私の【眷属】になにか用かい?」


 そう言いながら私を抱き寄せて抱き枕のように扱うライファー様。


「いやいや、ケロナには随分とお世話になったからね、ちょっと個人的にお話がしたいだけさ」


「...、私のケロナちゃんにつばでもつける気?」


 何故かアポロを警戒している様子にライファー様に対し、彼はこう言いました。


「いいや、ただお話がしたいだけだと言いましたよね? そのついでに【大帝城】を案内しますので、小一時間ほどお時間をいただけないでしょうか?」


「...」


 沈黙しているライファー様はどう呟くのでしょうか?

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