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【ターランド王】⑩

 私は刀を振るい奴の体を切り裂こうとしたのだが...。


 ニュルン。


「なっ!?」


 先程の斬撃によるダメージを警戒したのか、奴は体の【硬質化】を瞬時に解いて液体状に変化して攻撃を躱したのだ!!


「そんなのあり!?」


 個体から液体へと変化もできる物体に弱点などあるのでしょうか?


 いいえ、私は何としても【眷属(こいつら)】を潰さなくてはならないのです。


 できるできないではなくやらなくてはならないと言う使命感が私を突き動かす!!


「【ケロっとすぱ〜く☆】!!」


 指をぱちっと鳴らして蒼き稲妻を生み出して反撃するが...。


「くそっ! また硬化しやがった!」


 電撃には硬質化で対応し。


「【ケロっとすぱいらる☆】!!」


 水流の螺旋は風で流れを変えられてしまう!


(水も電撃もダメ...、拳も刀も効かない...! こう言う相手は厄介だな...)


 詰みくさい状況ですがまだやれる事はありました。


 魔法も物理もダメ、こう言う外皮の硬い相手には体内の中に直接ダメージを与えれば良いのだ。


 私は【蛙伝雷速】を発動し、刀を収めて構えるのでした。

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