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女性差別の国⑤

「まずはお前から行け!」


「嫌だ! あんなのを相手にしたら死んじまうよ!」


「ふざけるな!! 毎回女をいたぶって楽しむ趣味があるのはお前だろ!! こう言う時にも突貫していけ!」


 などと話がまとまらなそうなので私の方から行ってあげました。


 ダッシュで接近し1人を手加減しながらぶん殴り地面にめり込ませ、その勢いで前にいた男の腹を蹴り飛ばす。


 どうやら服の下に仕込んでいた鉄板の感触がありましたが、私の蹴りの威力の前では無意味に等しい...。


「服の下に鉄板を仕込んでいたみたいだけどその程度の防御力でどうにかなると思っていたの?」


 私の言葉に男達はどよめく。


「嘘だろ...? あの女...厚さ5ミリの鉄板を仕込んでいた男をあんな簡単に吹っ飛ばしちまいやがった!」


「どうする? まだやるの?」


 私の言葉に後ずさりする彼らを見て私はため息を吐きました。


「つまらない男達だねぇ...、腹くくって遅いかかってくる事もできないのか、この国の男どもは!」


 私の一喝に一目散に逃げていく男達を止める者がいた。


「お前ら...何やってんだ?」


「お頭!!」


(お頭? と言うことは奴がこいつらのてっぺんか)


 お頭と呼ばれた男の登場により、もう一問ちゃくありそうです。

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