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さみしい

作者: 桜潮騒

さみしいを口に出す事はなかなか出来ない

だけど、心-わたし-はいつもさみしいと感じてしまう

その思いを止めることは出来なくて…

でも、アナタに嫌われたくなくていつも仕舞ってる

溢れてしまわない様に、少しずつ少しずつ心-わたし- にコーティングして本当の心-わたし-をどんどん、どんどん覆い隠して…

気づいたら心-わたし- は本当の心-わたし-をなくしていた

心-わたし- は私が分からなくなった

どれが心-わたし- でどれが私なのか…

でも、きっともう最初の心-わたし-には戻れない

だから、アナタの見ていた心-わたし-はもういない

けれど私はアナタの知る心-わたし-でいなければいけない

だから私 は演じるの

アナタの知る心-わたし-を…

例えアナタの見ている私が違うとアナタに知られたとしても、私は演じ続ける

アナタが愛した心-わたし-を…

アナタが心-わたし-の元から離れるその時まで

アナタが心-わたし-の元から離れたその時、私は私になれる

それまで私はアナタが見続け、アナタが愛し続けた心-わたし-を演じ続ける

私は心-わたし-であり心-わたし-じゃない

同じ様で同じじゃない二つの存在

誰の中にもある、二つの私であり心-わたし-

誰もが演じている、お互いを…

お互いを演じ続ける私心-わたしたち-

それでも、互いにいつも思っていることは一つ…

さみしい…


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