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世界は狭いだろうか

作者: Ness

簡単に諦めきれるものなんて夢じゃない

簡単に抜け出せるものなんて絶望じゃない

そんなこと言うけど別にそうでなくてもつかっている、そんな言葉

それぐらい中途半端なんだこの世界の大半は

そんな人がとても羨ましくて泣きそうだ

とてつもない幸せも、立ち上がれない絶望ももう、もう要らないから

もう、何も望まなければ、ただボーッっとしてられる時間が手に入るだろうか

心までも贅沢してる人がいて、心をも蝕まれる人もいて、心すら無い人もいる

そう考えれば自分は幸せだろうか、まだこんなにも不幸だと思うのは強欲なのか

こんな世界なら無くなってしまえって何十億の人が考えただろう

人は阿呆だ。自分が幸福なら世界が終われなんてちっぽけも思わない、自分が不幸なら世界なんてと思ってしまう。

全ては個々人の価値観とモラルで出来上がった世界だ。いつ、誰が自分を殺すかも分からないこの現実で平和だと思っていることも阿呆だ。

殺人者は吊るし上げられ背景など見るだけの人には視界にない

しかし賢者のする事には何でもうなずき半生を知りたがる

例えば同じ名言を言ったとしよう、それを賢者と殺人者が言うのであれば間違いなく賢者のイメージが良い人が圧倒するだろう

人間なんぞそのようなもの。


人間は阿呆だ。死ねばいいというのも、世界を構成する一部が無くなれと言っているのに過ぎない

まとまらない、動きたくない、こんなこと世の中に見せれば罵倒されるだろう、どうせ個々人では1度は考えたことのあるくせに、大衆の面前ではモラルに従うのだろう?

そんなものだ、数に負ける、弱い、この世をコントロールしようとする無謀な生き物は、こんなにも阿呆なのだ、それを必死に隠すだけだ

そして俺もそんな人間になりたい、全て浸りたい、こんな半身浴では苦しいだけだ、そのやりようさへ分かればこんなにも苦しまずに済んだはずなのに

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