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冬李は、中二病ノートを手に入れた!

「失礼します~。」


 と、異常に長い車に乗り込む。中はやっぱり長いソファ。


「早く早く。遅刻しちゃいますよ?」


 急かすな急かすな。

 じゃあこの端っこの席に、っと。


「うびっ!?」


 死んだかと思った。高校入学どんだけソファ深いんだよ。


「そんな端っこでいいんすか?じゃあ私はここで。」


何故にど真ん中。いや、いいよ? いいけども。私の入学式だよね? ちょっとは自重しろよ。


「着きましたね。」

「うん。そだね。」


普通に5分位で着いたわ。もっと遠いと思ってた。


来ましたな。私立時雨女子高校。でかい。そこそこ頭いいみたいだけど、私でも入れました。


*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*


で、入学式も終わり、クラスではわいわいきゃっきゃなってるのですが…。


見事にぼっち。


えぇ。そんな自分から話しにいくタイプでも無いですけど。けれども! 誰か話しかけてあげてよぉ。可哀想じゃないですか。



*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*


…という事で。

誰とも遊ぶ約束をしないで帰還しました。つら。

ぐずぐずしてもしょうがないので、部屋の片付けでもしますかね。


*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*


「あぁ、ぐぎぃ。」


 痛い痛い。

 というのも、なんと私、中二病ノートを掘り返してしまいまして。中を拝見しているわけで。


「水属性。。。」


 うん。強そうだね。この『時を止める』って、水属性なのか? なになに。『時間を凍らせるため水属性である。』

 分かるよ。時を止めたかったんだよね。考えてる時も『ん?これ水属性じゃなくね?』って思っちゃったんだよね。でも設定に無理矢理感が半端ないなぁ、おい。


「フリーズ・タイム!」


 意外と格好いいかも。これで時間止めれたら格好いい。


「あ、コーラないや。」


 持ってこよ。


*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*


 というわけで、1階に来ますた。


「お兄ちゃん?どしたの?」


 お茶飲みながら固まるってかなり重症。


「あのー?お兄さーん。無視ですか?」


まさか。本当に時間が止まったとかそういう感じ!?

本当っぽい。待って、これどうやって戻すんだ?

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