繰り返される銃声 作者の言い訳
あらすじにもある通り、本編で書かれなかった設定を載せただけです。
・アイザックは何故メリッサの一家を殺したのか
この世の全てが退屈で、生きる意味を見失っていたところで、メリッサと出会う。(メリッサ本人は覚えていない)冷たい目をした、しかしとても綺麗なメリッサにアイザックは一目惚れをし、彼女に殺されたいと思う。そこから、彼女が自身に恨みを持つように、一家を殺した。たったそれだけの理由で人殺しをするほど、彼はもう手遅れな程におかしくなっていたのである。
つまりメリッサに殺されることが本望だったわけで、最後までメリッサは彼の思うがままに動いていたわけである。
・何故メリッサは運命に抗わないのか
それで世界が壊れてしまうことをなんとなく感じているから。もし運命に抗い、結末を変えてしまったらどうなってしまうのか分からない。もしかしたら繰り返された時に、次はアイザックと愛しあえないかもしれない。それが怖くてただひたすら最初から用意された筋書き通りに動いているわけです。