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――ザーザー。


雨音がなにかにぶつかる、その大合唱で起こされた朝。

気分はいつも通り最悪だ。


昨日があれば、明日もある。

明日は、当然のように来る。


将来のことを否応なしに考えてしまう朝は

ひどく憂鬱だ。


「...ふぁ」


眠い目を擦り、階段を降りる。

テーブルにつくと、相変わらずのパンと弁当と

母の文字の「いってきます」。


それにこたえるように、僕は両手を合わせた。


「いただきます」


もぐもぐと出されたパンを頬張る。

時計は7時20分をさしていた。


「...ごちそうさまでした。」


弁当を持って、自分の部屋に向かう。

かばんに弁当を入れ、また下に。

歯磨き、顔あらい、etc


玄関の鍵を閉め、開かないことを確認。

持っていた傘を広げて。


親友が待つであろう道に向かうのだった。



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