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最初の一歩は砂漠から  作者: ハヤト
第一章 幼年期
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プロローグ

1章分完成しちゃったので投稿開始

正直様子見です・・・

不評であれば、中断あり^^;

目の前には2人のやさしい笑顔がぼやけて見えた


どうやらこっちを見て微笑んでるようだ

眠気に負けて私の目蓋が下りてきた




僕が生まれて1年が経った、どうやら僕には前世とやらの記憶がある

その事柄に集中すると記憶が断片的だが頭の中に情報が流れ込んでくるのだ


自分の名前など人の名前などは思い出す事は出来なかったが、

レストランでハンバーグを食べたとか、通っていた学校でで学んだ事とか

味の記憶も覚えていたり、学んだ事を今に活かす事もできると思う

そういう事が主にだが、数十年とその前世を生きていた事を思いだすことができた



まだ1才で何かを始める事はまだまだ出来ないが・・・




あれからまた1年が経った、母と父が話す言葉をやっと理解出来る様になってきた

最初は僕の知らない言葉ばかりで、ほぼ意味を理解するのに半年も費やしたが

何とか覚える事と、少し話す事も出来る様になった

パパ、ママと呼ぶとあの優しい笑顔で微笑んで、褒めてくれた。

自分の名前もライウスである事も最近知った


そういえば、僕を呼ぶ時は、母にかわいい坊やと呼ばれていた為

名前を意識した事が無かった。

かわい坊やは少し恥ずかしい、人前に出る前に名前で呼んでもらえるようにしたい・・・



3才になった、まだ外には出た事が無く

周辺の状況は分からない、しかし最近感じる事がある

それは、父と母は前世の記憶にある人と照らし合せると少し肉付きが無いのだ

まだ他の人と会った事がないので上手くは言えないが、

この住んでいる周辺が食糧不足であるのか、それとも

生まれたこの家が極端に貧乏なのであるのか・・・




数日後、父に連れられ家の外へ向かった

今、目の前にあるのは、僕の住んでいる家とは月とすっぽんと言っていいほどの豪邸であった

そこの門番らしき人に父が挨拶をし、中に入れてもらう玄関もとても大きかった



「やぁ、ラウス。この子が君の子かい?」


「はい、ご主人様。ライウスでございます」


「前見たときはあんなに小さかったのにね」


父は頭を下げ、見上げている僕の頭を下げさせ、挨拶させられる

この時に自分の父の職業が分かった

どうやら、この立派な服を着た人の元で働いているようなのだ


「今は3才になりますので、もう2年で働かせに来ます」


「分かった、文字を覚えさせるのに絵本や本を持って行くといい」


「ありがとうございます」


父は頭を下げるともう一度僕の頭を押さえ下げさせる


豪邸を後にし家に帰り着くと、父は豪邸から持ってきた絵本を数冊さしだした


「さぁ、ライウス絵本を借りてきたからこれを読んでやろう」


今日から少し早い勉強がはじまった。


後で知った事だが、父と母は働いてると言うより奴隷として買われていたのだった

一般的に思っていた、ぞんざいな扱いを受けているわけでは無かったのだが

少しショックはあった。

5才で働かせる云々も奴隷の子は奴隷なのだろう

ちょっと言葉が変な所もありますので、

良い感じの言い回しとか、正しい言葉遣いがある場合は

申し訳ないですが、感想の方へお願いいたします

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