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WITH A FIGHT!  作者: 藍野シント
入隊編
17/22

乱入者

「俺、相当嫌われてるね…」

俺は苦笑を浮かべながら言った。すると変な女は鬼のような顔で

「嫌われてる以上よっ!」

と切り捨ててくる。

「赤飯…」

俺はボソッと呟く。

「あんた古いわね」

「しゃーねーだろ、デリスさんの言ってた事なんだから!」

俺は取り乱してしまった。これで場の空気が良くなればいいのだが、まったくならない。

「本当にやるの?」

変な女はこくんと頷く。


☆★☆★☆★☆★

「体格や筋力の事を考えて、やめようぜ」

俺は嫌がる。しかし変な女はやると決めたら絶対にやろうとしていた。

「あんたも銃じゃなくていいの?」

「まさか。」

「手加減はいらないわよ」

何故かムッとされる。

「俺は一流だから大丈夫なんだ」

俺は自信ありげに言う。すると周囲からのブーイング。嫌われすぎだろ…

「じゃ初めるわよ」

「マジかよ…」

変な女はコインを弾く。

そしてコインが落ちると共にチャリンと鳴った。


始まりと同時に変な女はエアガンをぶっ放してくる。

「容赦ねーな」

そう言いながらも、俺は確実に弾を見て避けていた。

周囲も変な女も驚きの表情を浮かべている。

「ちょっと、あんた。今のうちに弾く練習しとけば?」

瑠奈からの助言があった。

「おぉ。名案だね」

俺は礼を言うと、竹刀を構える。

そして弾を竹刀で落とす。見えてるのと、俺の反射神経、運動能力のおかげで、楽々とできている。

周囲は目を疑いだしめた。

「ほほん。評価を改めるが良い」

俺はそう言うと、変な女の子に最短距離の全速力で近づく。

「ぬぅ」

奇妙な声を漏らす女に寄る。

「俺の勝ちでいいよな?」

変な女は恐る恐るだが、頷いた。

「ふぅー。やっと終わったぁ」

俺が気を抜くのと同時に、殺気が襲う。

「何奴!?」

時代劇っぽく決めるのと同時に、俺に剣が襲ってきた。俺はそれを手に持っていた竹刀で防ぐ。

竹刀と竹刀がぶつかる。俺を襲ったのは俺と同じ位の男だ。背は俺より10センチばかりでかい。

「あんた強いね…」

男は俺を褒める。

「そりゃ、どーも。でもあんたも十分強いね」

「どっちが強いか決めよう」

「強引に持ってくね。

なんだ?この後の会話のシュミレートがめんどかったのか?」

「勘がいいね」

「できれば当たっていて欲しくなかったが」

俺は苦笑を浮かべた。

しかし男は御構い無しだ。

「さぁやろう。」

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